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自慢じゃなくて…ナンパって何だろう。【失恋から立ち直る方法●】[2024/05/08]
皆さんはナンパってされたことあるだろうか?
逆にナンパしたことってあるだろうか?
私は外見で勝負って感じの人生を歩んできた女子ではないので、
ナンパされて、その後いい感じになって~みたいな経験はない。
それでも、声をかけられたことは人生で片手ぐらいはある。
今日がその5回目だった。
少し人を案内するような仕事で、両手に荷物を提げて、ブラックのパンツスーツを着て歩いていたら、帰り道にナンパされた。
飲食店街を歩いているとき、眼鏡をかけた私服の若いお兄さんに後ろから声をかけられた。
お兄さん「よかったらお茶でもいきませんか?」
正直喉の調子が今日はあんまり良くないので、もう帰りたいなと思っていた。
私「すみません、ちょっと予定があって。」
お兄さん「LINEだけでも交換しませんか?」
私「いやー、いまそういうのあまり求めてないんで…(本当は出会い探しているけど)」
お兄さん「えー、残念。綺麗やなーと思って、今度ご飯でも行きません?」
私「・・・(いやいやこのヨレヨレのどこが綺麗!?)」
お兄さん「彼氏いるんですか?」
私「・・いますね。」(嘘!)
結構食い下がられたが、さらっと嘘にならない嘘をついて断ってしまった。
こういうとき、軽ーく乗ってしまうのも出会い上は、良かったかもしれない。
かといって、乗ってしまえる気分でもなく。
やっぱり見ず知らずの人といきなりお茶するのは怖い。
パンダ目になるのが嫌で、仕事の日はあんまりマスカラがっつりしないのに、今日は珍しくしていたからだろうか。
マスクをしていたからいつもより目が綺麗に見えたのかも・・・。
いや、ただの社交辞令か。
でも、おじさんではない年齢層にナンパされたのは初めてだったので、自慢ではないけれど、おっ違うパターン?と思ったのは確か。
そんなこんなで人生で片手しかナンパされたことがない私が、過去のナンパを振り返ってみようと思う。
1回目
これはナンパというか、からかわれたが正しい。
高校生ぐらいのとき、休みの日に私服(ジーンズと普通の長袖)で電車に乗っていた。
各駅停車かなにかで空いていて、座ってうつらうつらしていた。
そうするといわゆるチャラ男っぽい(見た目のイメージだけならホスト風)3人連れに絡まれた。
横に座ってきた兄ちゃんの方が、耳元で
「愛してるよ」と囁いてきた。
ぶっちゃけ面白すぎて吹き出しそうだった。
しかし、起きたらどう反応すれば良いのかバツが悪いので、寝たふりを続けてガン無視した。
その後もしつこく、
「好きだよ、愛してるよ」と囁いてきた。
向いに座るチャラ男の連れが大層囃し立てている様子を感じられた。
面白すぎる。
ただ、1対3で対峙して変なトラブルに巻き込まれるのも嫌だったので、最寄り駅に着くまでスルー。
ちょっとドキドキ冷や冷やしたけれど、総じての感想は「面白い」だった。
2回目
学生の時に就活ルック(黒のパンツスーツ、黒髪ポニーテール)で歩いていたら、夜、駅のスロープのところで、おじさん(当時40歳台後半~50歳代)に声をかけられた。
「飲みにでもいきませんか?」
これは、あわよくばフレッシュな就活生を食いたいおじさんだと見て、丁寧にお断りした。
おぼこく見えたんだろうな。
今考えたら、結構紳士そうなビジネスマンではあった。(見た目は。)
数年後に営業担当をしたお客様でそっくりな方がいた。
ここから先は何年もナンパされることはなかったのだが、これは恐らく理由がある。
友人でロリータっぽいファッションが大好きで、これまたよく似合う子がいて、結構バスの中などで迷惑なナンパをされていた。
その子から、せかせか歩いていれば声かけられないというのを聞いて、この頃から乗り換えなどは速足で歩くようになった。
3回目
2~3年前だっただろうか。
40歳台後半~50歳台のおじさまだった。
仕事帰りにドラッグストアから出たところで呼び止められた。
「この後ご飯でも行きませんか?」
この時も用事があると言って丁寧にお断りした。
4回目
今年入って2か月ぐらい前。
出張先の駅のコンコースで、道を調べようとスマホでマップを開いていて、おじいさんに近い年齢のおじさんに声をかけられた。
「飯でもいかんか?」
これはもう「すみません」と即断った。
この時は、恋をしていたし、ルンルンしていたので、陽のオーラは出ていたと思う。
周りの人にもデレっとなっていると言われていた時期だ。
そして5回目。
本日、前出の通り。
本当に片手で収まる回数。喜んでいいのか、悲しんでいいのか分からない。
この数少ないサンプルでも、自分に対してナンパ発生率があがるのは、黒のスーツを着ているとき、かつ、マスクをしているときだ。
私服では声をかけられたことがない。
あとは、多分ぼーっと歩いているときだと思う。
余談で、私の母親が何十年も前に田舎から街に出てきたころ、よくナンパされたらしい。
若いころの母は、ナンパされそうなちょっと綺麗系だったそうなので、そんなに悪いことでもないと思うのだが…。
母曰く、「田舎から出てきてスキだらけに見えたんだろう。」とのこと。
人と待ち合わせをしているときにナンパされて断って、後からそのナンパ男が別の女性を伴って歩いているところを見て、「本当に付いていく人いるんだ!?」と思ったらしい。
そんな風に世の中には、ナンパから始まる出会いもある訳で。
今でも、昭和風情の営業マンは、ナンパのひとつもできないと売れないぞと上司に言われてナンパをさせられるという話もある。
(私はないが、男の子でそういう経験した人の話を数人から聞いたことがある。)
昔の上司は、それがきっかけで奥さんと出会ったらしかった。
逆に言うと、コミュニケーション能力の高い人はナンパ成功率が高いのだろう。
私も昔なら絶対無理だったが、今は人見知りには見えないらしいので、今度一度ナンパしてみようかしら。
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