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入院7日目(術後5日目)

わりとまとまって眠れたような気もする夜が明けて。

5:00頃ふと右胸の乳頭あたりが痒いと感じて覚醒し…違うよ、右胸も乳頭ももう無いよ、と思い直した。
きっと全摘の傷が疼いたのを乳頭が痒いと思ったんだね、って、言葉もなく自分に言い聞かせるのが切なくて、少しだけ泣いた。
涙でぼやける視界の彼方で、幼い私が「その傷は頑張った証、そのままでいいんだよ」って笑ってる気がした。
大丈夫、生きていける、その向こうへ。

起床したら、胸帯がズレていて、図らずも初めて傷の全貌を目にしました。
よりによって1人で 爆
鎖骨から7〜8cmくらい下かな、左右の胸の中心から始まり、ちょうど乳房の終わりくらいの位置まで、赤黒い線。
まだ糸が入っているし血がこびりついている部分もあるので、実際の傷跡は本当に1本の細い線になる、とこないだ看護師さんが言っていたのを思い出しました。
痛々しいけど、でも、なかなかかっこいい気もした。私の闘いの跡。

検温諸々測定〜洗顔・スキンケア〜朝食〜抗生剤点滴と、午前のルーティンを終えると、今日も息子とLINE電話。
大好きなトーマスたちを見せながら、昨日より調子良くあれこれ話してくれました。
「きのう、マドレーヌたべた」
「ばんごはんは、おだんごとやさいのおなべとごはん。あさごはんは、ふりかけごはんと、おなべののこり。パパはパン。」
何でも報告してくれちゃう笑
今日のおやつは何食べるの〜?と聞いてみたら、夫が息子に「ドーナツとアップルパイどっちがいい?」と問い「アップルパイ〜」と答える息子。
いいなー、ママも食べたいなー
しかし、毎日おやつで釣ってんなー笑

電話を終えてしばらくすると、お掃除が入ってくださるタイミングになったので、売店への旅に出ました。
今日は、少し距離を延ばして入院棟Bまで歩いてみる。
その後Kショップで買い物して病棟に戻る。
問題なく行ってこれたけど、やっぱり疲れてクラクラする。
地道なリハビリあるのみです。

体調が落ち着いてから下半身のみシャワーを浴びて、入院期間中唯一(の予定)のお洗濯。

洗濯機が回ってる間に、おやつタイム。

もはや毎日食べてるパイナップル。

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ドはまりしてるチョコレート。
1日何粒か食べるのが楽しみ。

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基本的には、量の多い3回の食事でお腹いっぱいになるのですが。
何か目的ないと売店も行けないぐうたらな生き物なので、心の栄養として、フルーツやチョコを買っています。

16:00から抗生剤の点滴入れてもらって、終わったら洗濯物取り出して。
入院生活でもそれなりに生活リズムができるものですね。。。

夜ものびのびと、眠くなるまでマイペースにフェイスパックしたりテレビ観たりして過ごしました。

とにかくドレーンの管2つが通っている右上半身側面が、何をしても痛いのですが、その痛みにも慣れてきたのか、このあたりからちょっとラクになってきた気もしました。
ドレーンに比べれば痛みを感じない胸の方も、ベッドで身体を起こしたりする際に感じる痛みが小さくなってきているようにも思いました。

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