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大規模イベントの開催における制限、"来年2月末まで”延長へ。終わりの見えないコロナの脅威、イベント業界の未来はどうなる...

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ここにきて、新たに新型コロナウイルスの感染脅威は高まりつつある。

東京でも1日に300人以上の感染者の確認がなされ、他にも北海道などでも感染が広がっているなど、全国レベルでまだまだ新型コロナとの戦いは続いている模様だ。

少なくとも、重症化のケースはそこまで深刻ではないとも見られており、どうしても楽観的になってしまいがちだが、実際問題としてまだまだ油断はできない状況にある。

そして、この新型コロナの深刻化に伴って問題となるのが、やはりイベントの開催に関する問題だ。

一時は感染の収束ムードも見られた時があって、段階的に良いペースでイベント制限に関する制限は緩和されつつあった。近いうちにも、以前通りの100%でのイベント開催ができるようになることを期待されていた。

しかし、最近のニュースでは、政府の分科会において、イベント開催における制限を”来年の2月末まで”延長することが決定事項とされたという。

この決定によって、少なくとも2021年の2月末までは、まだ今までのような制限付きの形でのイベント開催が必要とされる。ソーシャルディスタンスの確保もさることながら、大声を上げてのライブ鑑賞もできない、もちろん、モッシュやダイブなどの行為もご法度である。

そして、2021年2月末を超えれば必ずしも、元来通りのイベント開催ができるようになる訳でもない。この状況が続けば、果たしてイベント業界に未来はあるのだろうか...そういった懸念もやはり持ち上がってくる。


冬を越えて、2021年のゴールデンウィーク、夏フェスの開催に向けて今から何ができるか。


イベント業界にとっては、言うまでもなく厳しい時期が続いている。

尤も、新型コロナの感染が始まってからはもはや開催するも全くの不可能であったことを考えれば、今でも制限付きという形でも、なんとかイベントを開催できるようにはなっている。そういった意味では、本当にイベント業界はこのピンチにうまく適応して、ニューノーマルを追い求め続けている。

とはいっても、やっぱりイベントというものは参加する誰しもが開放的で、なんの不自由もなく思いっきり楽しめるものであるべきである。それでありながら、上述したような大声を出してはいけないとか、決まった位置で鑑賞をしないといけない、という制限がいつまでもあったのでは、もはやイベントに参加するにあたってもストレスを感じてしまうことになる。

ともすれば、いわゆる "ウィズコロナ” という考え方に基づいて、もはやコロナウイルスの存在をはっきりと受け入れた上で、なんとか100%に近い形で開催できる方法を見出す方法しかないのであろう。

コロナ禍においてスタンダート化した ”オンラインライブ” のように、今までにはありえなかったようなパラダイムシフトが起きたことは、ある意味でもイベント業界にとっての明るい光でもあった。

今までの常識を取り破って、新しいあり方を追求する。そういった柔軟性が、今イベント業界には求められている。


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