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友達ほぼ0でも大丈夫:アデレード大学に来て感じた行動を起こすことの楽しさ

皆さん、こんにちは。アデレード大学のイブキです!

って、あれ…。
「メルボルン大学じゃないの?」と思った方。


大学を編入しました

題名にあるように、今学期からSA州に場所を移して、The University of Adelaideという大学に編入することにしました。今年の6月にファウンデーションコースを卒業し、そのままメルボルン大学に通う学生が大半の中、私は現在の大学で勉強する道を選びました。

アデレード大学では機械学習に関する勉強をするために、情報技術(Infrmation Technology)学部に所属しています。

現在の大学に編入することに決めた大きな理由の1つはアデレード大学の方が学費一部免除で比較的安く通うことが出来るからでした。
また、大学に入学する前からアドミッションオフィサーとのメールや電話でのやり取りを通して雰囲気が良いなと感じ、ここの大学に自分は貢献したいという気持ちが強くなっていったことも理由の1つだと思います。

アデレードという新しい土地に足を踏み入れるからこそ、メルボルンでは出来なかった地元の方との交流であったり趣味の自然探索などを突き詰められるという楽しみもありました。

アデレード大学に入学した時、一緒にもらった学校のTシャツ。
裏には「Make History」という大学のキャッチコピーが書いてある

友人を作るのって難しい

とはいえ、やはり友達0人の状態から始めたアデレードでの新生活は簡単なものではありませんでした。もともと、大学には顔見知りで言うと高校の先輩1人くらいしか知らなかったので、大学1週目の今週は毎日のように新しい交友関係を築くことに専念していました。

こうした活動を通じて自分が信頼できそうな友人であったりコミュニティを見つけていくにつれて、日に日に自分が最初感じていた不安が消えていくことを感じました。

私の場合は、現在履修している授業だけでは自分が満足のいく友人関係を見つけることが難しかったので、大学にあるCSクラブであったり日本クラブなどに参加して自分と似た興味がある人、気が合う人などを見つけていきました。

クラブ活動に関してファウンデーションコースと異なることは、大学の場合、ローカルも留学生も一緒になって行っているということです。だからこそ、英語に力不足を感じており控えめな私は、「言語力を気にせず、相手に話しかける勇気」が必要だなと感じました。

大学のCSクラブのお部屋にて。
この写真の後ろでは、部員たちが熱くゲームをして盛り上がっていた

ここで出会った人たちは間違いなくメルボルンに残っていたら出会えなかったし、知り合いがほぼ0の状態から始めた分、精神的にもとても鍛えられたなと感じています。

また、大学の授業の進み方についても最初は少し困惑しました。

オーストラリアの大学の進み方

アデレード大学の場合は主に…
①インプットベースの講義
②アウトプットベースのゼミ

という2つのタイプの授業が存在します。

講義(Lecture)

文字通り、大学の教授が今週のトピックの内容について1時間ほど話します。質問をどんどん受け付ける人もいれば、最後まで途切れなく話す人もいるなど、授業によって教授の講義の仕方は様々だと思います。

ちなみに、大学の講義はパンデミックの後から、多くの場合はオンラインで見ることが出来るようになっており、1年目が終わって授業に慣れてくると対面の講義には参加する学生数は急激に少なくなるみたいです。

ゼミ(Practice/ Workshop)

大学の授業で一番楽しいパートだと思います。基本的には手を動かして学ぶ形式のものが多いです。内容は授業によって千差万別ですが、例えば私が現在履修しているApplied Programmingの授業では与えられたタスクをコードしたり、クラスメイトと協力して問題を解くことなどを1週目では行いました。

クラスの内容が理解できていないと、授業の最後にある確認テストでマークが削られ、最悪授業に参加しているのに出席点(Participation)が0点になることもあるので、毎回高い集中力をもって授業に参加することが求められます。

大学の中で一番の蔵書数を誇る図書館「Barr Smith Library」。
一部のフロアは24時間365日オープンしている

学生間でよく話していること

最後に、皆さんが気になっているであろうオーストラリアの大学生が日々日常話していることですが…
私が今週よく耳にしたのは「勉強」ではなく、むしろ「仕事」についてでした。

キャンパスの中を歩いていると、至る所で学生がバイトであったり卒業後のキャリアに向けたインターンのことであったりを話していることに気が付きました。

ファウンデーションコース(College)のころに比べて大学(University)では、「仕事」の為の勉強という側面が純粋な学問への好奇心から生じる勉強よりも強くなっているように感じています。

私はまだアデレードに来てから就職活動をしたりバイトを探した経験というものをしたことがないので分かりませんが、アデレードのような小さな都市ではメルボルンやシドニーと比べて就職の機会を見つけることは難しいようです。

私ももうすく20歳ということで自立が求められる年齢にはなりますが…

とはいえ、私の場合はまず、大学の授業に追いつくこと自体が第一優先なので1カ月目はまず大学の生活ルーティーンを保つことに専念したいと思っています。

大学のキャンパスにて。今週は曇天の日が多く、この日も小雨が降っていた。
オーストラリアにいる人の多くがなぜ雨の日に傘を差さないのかは未だに謎である

大学に入ってからの1週間は自分が今学期履修している授業が卒業の条件に合っているか不安になってアドバイザーに助けを求めたり、自分と似たような趣味を持っている人が見つからず落ち込んだりすることもありました。

ですが、こうしてキャンパス内を歩き回ることで多くの人と出会い、面白いことにメルボルンの友達の高校の先輩に出会うなど奇跡的なイベントも起こったりしました。

「何が起こるか分からないからこそ、まずはどんどん自分で動いてみる」
そんな楽しさを感じたアデレード大学での最初の週だったなと思っています。


今週のブログは以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

他にもオーストラリアの大学での生活に関して気になることや聞きたいことがあれば、何でもお申し付けください。
次回以降のブログの参考にさせて頂きます。

今週も良い1週間をお過ごしください。
ではまた!

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