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人との距離が近くて暑すぎる!ハノイで過ごした夏季休暇記録
前回までの東南アジア旅
ハノイってどんな街
シンガポールから格安飛行機で数時間。あっという間にベトナムの首都・ハノイに着きました。旅が続いてあまり先のことまで計画的に考えることが出来ず、飛行機に乗った後に焦って離陸までの数十分でYoutubeの動画を見まくり、ベトナム語の基礎を学んだのは良い思い出です。。笑
結局、xin lỗi(こんにちは)とcám ơn(ありがとう)しか話せない危機的状態だったけれど、思っていてよりもベトナムは国際的な都市で英語が普通に通じました(「比較的」通じる、というだけなのであまり期待はしないでください)。
ハノイは非常に観光地化が進んでおり、私が宿泊したバックパッカー向けのホテルでもイギリスやメキシコなどから多くの方がベトナム(とその他South East Asia)に訪れに来ていました。
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ご飯を食べる場所がローカル過ぎて最初は少し戸惑った
ハノイに来て一番最初に気が付いたことはフランスからの影響を受けていることが目に見えて分かるということです。建築物から、街の構造、ベトナム料理までありとあらゆるところに、他の東南アジアの国とは異なる雰囲気を感じました。
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右奥に見える門はフランス植民地時代に建てられたもの(友人談)
ベトナムのご飯
個人的にハノイで一番楽しんだのはローカルの友達に連れられて色々なベトナム料理を試してみたことです。幅3メートルくらいしか満たない狭い道中にあるお店で食べたNem nướngとライムジュースの味は忘れることが出来ません。
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ちなみに、ベトナムでは一日1食のペースで必ずPhởを食べていました。牛肉から鶏肉までお店によって異なる味付けがあり、どれも美味しかったです。
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どうやらこのお店、ミシュランに登録されているそうで、サービスがとても良かった
1000年都市
無知すぎてお恥ずかしい話ですが、ハノイに着いて一番驚いたことはベトナムという国がとっても長ーい歴史を持つ国だということです。市内では至る所にハノイ成立10世紀(2010年)を記念して多くの銅像だったり展覧会だったりが見受けられました。
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友人から聞いたハノイに伝わる逸話も興味深いものが多く、特に印象的だったのはHoàn Kiếm Lakeという市内の中心部にある大きな湖(というか池)に住んでいた大きな2匹の亀の話です。
昔、ハノイは地盤が地質的に脆弱で建物を建てるのも一苦労だったそうです。その為、中国(明)からやってくる侵略者たちを撃退するためのお城を作ることが難しかったとのこと。何度も城壁を作っては失敗の繰り返し。。。
そんな時、池から突然出てきた大きな亀がハノイの将軍に道筋を示し、見事盤石なお城を作ることが出来たのでベトナムでしか見ることが出来ない絶滅危惧種(?)のこの亀は今も神聖な動物として崇められているそうです。(かくいう亀は2匹とも数年前に亡くなってしまったようですが。。。)
もちろん、冷戦時代に経験したベトナム戦争もハノイの人々にとってはとても重要で我々も学ばなければならない側面だと思います。ですが、長い視点で見てみると実は結構、中国との歴史がハノイという街には強く影響を与えているのではないかなと感じました。
ベトナムの首都で暮らすってどんな感じ
これまで有難いことに東南アジアの国々を旅する機会に恵まれてきた私ですが、ハノイに来て一番驚いたことは道路の混雑具合です。クラクションの鳴らし方が他の都市とは比べ物になりません。。笑
本当にそこまで必要?ってくらいうるさいです。そして、こうした経験を通してハノイで目的地まで早くスムーズに行きたい場合は、オートバイで行くことが最適な手段なのだと気が付きました。
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オートバイの方が体が小さく、車の間を通って移動することが出来ますし、小回りが利くので渋滞の時に抜け道がしやすいです。
友人とも話していましたが、ベトナムに住むとしたらやっぱりオートバイは必須。エアコンがないので少々暑いのが難点ですが、電車・バスといったインフラ整備があまり進んでいないハノイでは車よりもオートバイの方が利便性が高く経済的なので良いと思います。
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市内のどこを歩いてもHo Chi Minhの肖像画や名前を見かけた
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
ベトナムで暮らすことに関して少しでもイメージや関心を持っていただけたら嬉しいです。
次回の記事もお楽しみに!
では、また!
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