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オーストラリアのワイン好き必見!Barossa Valleyでワイナリー体験をしてきた

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このブログの傍ら書いているアデレード大学の学生ブログが今週もアップデートされました!アデレードの魅力、セミスター中に直面した課題を赤裸々に綴っておりますので、興味がある方は是非ご一読ください!!


皆さん、こんにちは。アデレードに留学中のIbukiです!


Barossa最古のワイナリー:Seppeltsfield Estate

大学に入学してから5カ月経ち、私がアデレードで一番やり残していることって何でしょうか。それはコアラとのツーショットでもカンガルーとの遭遇でもなく、アデレード産のワインを飲むこと。

写真を見て頂いたら分かるように、アデレードがある南オーストラリア州には著名なワイナリーが沢山あります。

https://www.australianwine.com/en-AU/our-story/articles/the-ultimate-guide-to-south-australia-s-wine-regions

その規模は、オーストラリアで生産されるワインの半分がここ南オーストラリア州から来ていると言われるほどです。

具体的に数字で示すなら、2023年に輸出されたワインの量は南オーストラリア州だけでも$739.4M(約709億円)に上るそうで。これは、2021年に日本全体が記録した$8.38M(約8億300万円)の9倍に当たります。

これでもパンデミックによって対中国への輸出が激減して20%ほど規模が縮小したということですから、南オーストラリア州のワイン製造って凄まじいなと思わされます。

私も先週は南オーストラリア州一有名なワイナリー畑であろうBarossa Valleyという場所にワインテイスティングをしに行ってきました!

今回訪れたのは1851年からワイン造りが行われているSeppeltsfield というワイナリー(日本で初めて出来た民間ワイン醸造場「大日本山梨葡萄酒会社」が設立されたのが1877年ですから、それよりも20年以上も古いんですね)。

大体6種類くらいの赤ワインを飲ませてもらったのですが、
いや~ワインって本当に奥が深いですね~(勝手に分かった風)。笑

それぞれワインにも特色があって、一緒に食べるものや食事のタイミングによって飲む品種も変わってくるということを知った時は驚きでした(これは結構、常識だったりもするとも思うのでお恥ずかしい話ですが)。

特にRose GrenacheとPara Tawnyという品種が甘くて美味しかった。個人的には一番飲みやすかったワインです。

私の場合はワイン独特の苦み(タンニン)が苦手で、アルコール度数も高かったので途中で酔ってふらふらしていましたが、初めてのワイナリー体験はとても良いものでした。

その後、1850年から6世代に渡って受け継がれるワイナリーや工場にも訪れたのですが、これが結構良かった。ワイン造りには職人の舌というのが重要らしく、コロナの時期に感染したら大変だということで最近までかなり苦労されていたという話は特に印象的でした。

アデレード大学のブドウ栽培・ワイン醸造学

私の通っているアデレード大学では「ブドウ栽培・ワイン醸造学(Bachelor of Viticulture and Oenology)」といってワイン造りをガチで勉強できる学位が存在します。

この学部に所属する学生は、Roseworthy Campusといって市内から車で1時間くらいのところにある自然豊かなキャンパスで授業を受けているそう。

https://adelaideaz.com/articles/roseworthy--australia-s-first-agricultural-college-from-1883--starts-the-tradition-of-research_copy

なんとオーストラリアで行われるワイン研究のうち7割以上がここアデレード大学で行われているそうで、南半球最大の農業教育・研究地区としても知られています。

アデレードがある南オーストラリア州がここまでワインに力を注いでいるとは…。そういえば先日、市内を散歩していたらこんな素敵な建物も見つけました。

オーストラリア国立ワインセンターというものらしく、豪州のワイン造りに関する展示やコンファレンスが行われていたりするみたい。洒落たバーやレストランもあったので他のワイナリーと一緒にまた機会があれば、行ってみたい場所の1つです。

大学のツアーに参加して良かったこと

先ほども少し触れたとおり、車も何もない私にとっては今回がはじめてのワイナリー巡り。それを可能にしてくれたのが、Discover Adelaideという大学が提供するプログラムでした。

Discover Adelaideとは、アデレード大学に所属する留学生だけが参加することが出来るプログラムで、そこらで提供されているようなツアーよりも格安の値段で南オーストラリア州にある名所に色々連れてってくれます(今回のツアーなんて燃料代込みで$17くらいしか払っていません)。

また、そこで出会った学生たち(もう夏休みだし、プログラムに来る学生は基本、まだ授業があるマスターかPhDの学生だけでしたが…)とも意気投合し、お互いの人生の振り返りを行って盛り上がりました!皆本当に色んな経緯があってアデレードまで来ているんですね。

最後に。またまた写真を撮り忘れてしまいましたが、ツアーが終わった後に見えたAvenue of Palmsは絶景でした!

機会がある方は、いつかBarossa Valleyを訪れてみることをお勧めします!

https://southaustralia.com/products/barossa/attraction/seppeltsfield-road-avenue-of-palms

今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

では、また。


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