南から北へ大移動!高雄と北投で過ごした歴史を感じる旅
前回からの続き
https://note.com/eveki61/m/m1253ec7868a9
高雄に残る植民地の歴史
台中から新幹線で移動してたどり着いたのは台湾で人口第3位の高雄。日本製の高速鉄道(HSR)はとても快適な旅でした。
高雄に着いて一番印象に残っていることは港を往来する船の多さです。そう、高雄は言わずと知れた台湾最大の港を持つ都市であり、Evergreenをはじめ著名な貿易会社のロゴや名前の書かれた船を他のどこの都市よりもよく見かけました。
実はこの高雄。戦後に台湾が現在のように埋め立てられ発展する以前から港町(当時は先住民語からTakawと呼ばれていた)として有名で、中国や英国からの船で行きかっていたそうです。
ということで高雄に着いたらやってみたいこと。
高台の上に登って「打狗英國領事館」を見てきました。
港にある停泊所から高台を上ったところまで一帯を所有していた打狗英國領事館ですが、現在は博物館として一般開放されており、北京条約や下関条約などの資料が展示されていました。
台湾のご飯・夜市
さて、歴史について学んだあとにそのままの足でそのまま向かったのは。高雄で一番大きな夜市、瑞豐夜市です。
実は高雄に着いたあたりで旅の疲れが続き、少し体調を崩していました。
寒気を感じたり咳も止まらないという状況で、誰かに風邪をうつしてもうつされても怖いので、控えめに観光してホステルに帰ることに。
墾丁に行ってきた
高雄で2泊したのちに向かったのは、台湾のバリ島として知られる、墾丁(Kenting)。何だか最近旅の疲れがとれず、シティにいても段々体力が消耗していくだけだなと感じていたので、前日に知り合いの方に教えてもらった場所でしたが思い切って行ってみることにしました。
行ってみると、その海の綺麗さにびっくり!
台湾にこんな海がきれいな場所があったのかと(まだ東海岸には行ったことがないからかもしれませんが)開いた口が塞がらない思いでした。場所にもよりますが、墾丁のビーチは静かで家族で賑わうビーチから、日本でいう湘南のような若者が多いビーチまで色々で、一口にどのような場所か説明することは難しいです。
私も全ての場所を見て回ることが出来たわけではないのでコメントしずらいのですが、間違いなく次回は自動車かモーターバイクで回りたいなと感じました。地元のバスで何か所か転々としましたが、行動範囲が限られてしまいどこか物足りない気持ちが強かったです。
北投温泉で一休み
さて、早いもので高雄での旅も終わって、はるばる左營駅から高鐵(HSR:新幹線のこと)に乗って来たのは台北駅。そこからローカル線で乗り継ぎ北投駅に到着しました。
北投駅に来た理由はただ1つ。
そう、、
温泉に入ることです!
「え?温泉?」「あー、あの水着で入るやつ?」
と思った方。あるんです。日本と同じような温泉がここ台湾にも。
はい、どん!その名も「瀧乃湯浴室」です。
もうここ最近、体調が悪かったり疲れがたまっていたので、この温泉で過ごした時間はとても最高なものになりました。「夏に入る温泉ってどうなのかなー」と思っていましたが想像していたよりも良かったです。
日本統治時代に建てられた温泉宿(現在はリゾートとなっている)も沢山あったので、歴史的にもとても興味深い場所だと思います。台北駅から電車で40分ほどとアクセスも良いのでお近くに来た際は是非お立ち寄りください!
高雄と北投の旅では、
・バックパッキングをしていると体調を崩すこともあること。
・体調が悪くなったことは自分に責任があるし、これからの日々を無駄にしないよう体調第一に行動する必要があること。
などを学びました。休み休み動き自制を求められる1週間だったと思います。
予想外の旅とはなりましたが、自分なりに必要なことを必死に考え、行動した日々だったと思うので後悔はありません。
残り数日、台北で過ごして今回の旅は終わってしまうので後悔のないよう時間をゆる限り沢山旅して、休んで、また色んな人に会いたいと思っています。
最後に高雄でとった素晴らしい景色の数々を共有してお別れです。
次回の記事もお楽しみに!
では、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?