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【豪州留学記】全力で遊んで全力で学ぶ -模擬国連&Great Ocean Roadへ-

皆さん、こんにちは!
メルボルン大学に留学中のイブキです。

9月ももう終わりですね。
皆さんにとって今月はどんな1カ月でしたか?

私の場合は周りの友人のおかげもあって、何倍も何倍も成長できた&新たな扉が開けた、そんな一カ月だったと思います。

今回の記事ではそのハイライトとして、今月行ったことの中から大きく2つ、ご紹介したいと思います。

1. 人生初の模擬国連

過去数回の記事でもご紹介しているとおり、私は大学卒業後、外交官への道を歩むことを目指しています。そのような経緯もあり、中間休みは近くのMonash大学で人生初の模擬国連(MUNash 2024)に参加してきました!

模擬国連とは学生が各国の大使になりきり、実際の国連の会議を模倣する活動のことを指します。各大使は、自分の担当する国や議題について事前にリサーチを行い政策を立案します。会議では自国の政策をもとにそれぞれの国の国益を考慮しながらも、国際的な問題解決のためにスピーチや交渉を行います。*1

MUNashに参加してもらったグッズの数々
(個人的には最近乾燥が激しいのでハンドクリームが一番嬉しかったです)

私の場合は日本の大使として、UNEP(国連環境計画)のもと「海洋・プラスチック汚染」に関するトピックを議論してきました!

会議は2日間に渡って行われたのですが、私の中で2回鳥肌が立った瞬間がありました。

一つは会議が始まる前、オープニングセレモニーで議長が木槌を叩いた瞬間。もう一つは会議の終わり、長い交渉と議論の末にやっと一つの草案が委員会で可決された瞬間です。

開会式の一幕
会議が始まる前に撮った集合写真

私にとって今回参加したMonash 2024が初めての模擬国連だったので、拙い英語力も去ることながら、多くの点で成長の機会をもらえたと思います。

いくつか挙げるとすれば…
①担当する国とテーマを理解するリサーチ力、国際社会への理解
②他の大使の意見を批判的に聞こうとする傾聴力
③会議の中で自身の思っていることを瞬時に発言できるスピーチ力・勇気
④自分の相手の立場を踏まえ、上手く妥協点を作れる交渉力

などでしょうか。

有難いことに、クロージングセレモニーにはUNEPの部門から、質の高かった政策文書に授与されるBest Position Paperをいただくことが出来ました

周りの学生も優秀で大変刺激をもらえたので、来年以降、再会できることが今から楽しみです。

2. ミスチルの聖地巡礼、Great Ocean Roadに行ってきた

模擬国連が終わった後は自分へのご褒美として、日本人の友人数名とGreat Ocean Roadへ小旅行へ行きました!

実はこのGreat Ocean Road、Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」のMVの撮影地だったことをご存じでしょうか?

「世界有数の壮大な海岸ドライブコース」
「世界最大の戦没者慰霊碑」
など、多くのタイトルを持つ観光地としても有名な場所です。

車窓から見える景色は絶景そのもの
Memorial Arch at Eastern Viewより

第一次世界大戦の帰還兵に仕事を提供するという政府の計画で、大恐慌の渦中(1919年から1932年)に作られたGreat Ocean Road。その全長はなんと243kmで東京から新潟を結ぶ関越自動車道と同じくらいの長さです。 *2

一泊二日の度で途中、Apollo Bayという小さな港町に泊まったのですが、そこから見える朝日が最高でした。

Apollo Bay Beachから見えた朝日(6:10 AMくらい)
一緒に旅に行った仲間は皆寝ていた
宿泊したユースホステル
YHAの受付のお兄さんに教えてもらったApollo Bay Fishermen's Co-Opにて:
Apollo Bayの海産物はプリプリで本当に美味しかったです

もちろんGreat Ocean Roadではよく写真に出てくる「12 Apostles Coast」や「The Grotto」も見てきました!天気に恵まれて、本当に良かったです🌞

12 Apostles Coast
(どうでも良いが12個あると言っておきながら、現在も残っている岩は8つのみらしい)
The Grotto
(石灰岩の崖が後退する崖線に合わせて崩れ落ちたことで出来た陥没穴 *3)

今学期も残り3週間

ということで、題名にある通り、今学期も残り少なくなってきました。

この記事では紹介しきれませんでしたが、今学期は人文地理学の勉強や料理など自分が興味がある他の分野にも力を入れています。

なので今月は、人文地理学の授業の一環でメルボルンにある移民博物館にフィールドワークに行ったり、前回の記事で紹介したHENS(Healthy Eating & Nutrition Society: 栄養食クラブ)の活動で80人くらいに、たぬきうどんを作ったりしました。

フィールドワークに行ったImmigration Museumより。
一留学生として、過去に生きた方々らの歴史には少なからず共感できるところがあった
栄養食クラブのイベントでたぬきうどんを作ったとき
ここで友人の肩に載ったトンボを発見
春のメルボルンにもトンボって飛んでいるんですね

残り少ない授業も、十分楽しんでいきたいと思います。


今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

では、また!

参考文献

*1 グローバル・クラスルーム日本委員会 (n.d.). 模擬国連とは. http://jcgc.accu.or.jp/aboutmun.html

*2 Great Ocean Road (n.d.). How Long to Drive the Great Ocean Road. https://visitgreatoceanroad.org.au/explore/outdoor-activities/driving/how-long-to-drive-great-ocean-road/#:~:text=How%20Long%20is%20the%20Great,and%20fifteen%20minutes%20by%20car.

*3 Ozzie Tour (n.d.) Getting to Know The Grotto on the Great Ocean Road. https://greatoceanroadmelbournetours.com.au/attractions/the-grotto/


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