[講座]ZOOMレッスン事例 〜魚沼プールリハクラブ様〜
魚沼プールリハクラブ様よりZOOMレッスンのご依頼を受けメンバーの方を対象にレッスンを実施をいたしました。
魚沼プールリハクラブとは?
魚沼プールリハクラブは、障害がある方とボランティアが一緒になってプールでの活動に取り組む、そんな自主的な集まりです。リハ医師の大西康史さんを中心に毎週日曜に開催をし、仲間づくりや健康づくりを行なわれています。
今回のレッスン目標
今回は、東京でプールリハを開催している一般社団法人 輝水会のオンライン講習をメンバーの方で受講するとのことで、当日までにZOOMの操作練習を学ぶことも目的とされました。
身体的なハンディキャップや高次脳機能障害もある方々のサポートをオンラインを中心にして行いました。「自宅から講習会に参加ができる」ことを目標に、個別とグループのプログラムを組み、実施しました。レッスン内容は以下の内容となります。
①事前準備と入室練習
みなさん、それぞれ利用される端末が異なり、スマホ、タブレット、パソコンを使う方がいました。スマホでもiPhoneやAndroidで操作方法や画面の作り込みが違います。オリジナルサイトやテキストを活用して、ZOOMアプリのインストールからスタートして行きました。
パソコンだとマイクやスピーカーの調整が必要で、接続できないときの設定方法についても確認をしていきます。端末ごとに少しずつ画面も異なったりするため、その状況に合わせてサポートをいたします。
障がいの状況により、わかりやすい説明方法や手段を提案いたします。ZOOMやLINEビデオ通話を活用しながら説明を行う以外に、LINEチャットなどテキストを中心にサポートする対応も行います。
②グループでの操作練習(2回)
グループレッスンでは、ドキドキしながらZOOMに時間通りに入室!ちょっと遅れてなんとか入室できた方も「ちょっと遅れても笑顔でご愛嬌」で、みなさんで感想を述べ合いました。失敗をすることが次の成功につながります。予想しないトラブルが起こることもあります。その際に、解決方法がイメージでき、質問ができることが大切です。メンバーのみなさんからも多くの質問がありました。
ZOOMでできることと、どういう状況や場面でその機能を使うのか併せて説明を行います。1回目は当日を想定した基本的でシンプルな流れについて練習を実施しました。
2回目のレッスンでは、少し応用編としてZOOMのさまざまな活用方法についてご紹介。Youtubeを画面共有して、好きな音楽を紹介しあう会を行いました。「なるほど、そんな活用方法があるのか。」と色々とご意見をいただきました。最後に次回のイベント当日の流れを確認をしました。予測されるトラブルとその対応方法や行動について確認します。当日我々がサポートしないときには主催者の方へ予測されるトラブルと対応方法をお伝えをします。
③講習会当日の入室サポート
イベント当日は、サポート準備をしておりましたが、皆さん問題なく入室ができており、講習会に熱心に参加をされました。新潟ー東京ー茨城をつないでこのような講習会を気軽に行えることもZOOMなどオンラインのいいところであると思います。
地域と活動をつなぐオンライン
私もプールリハの取り組みや利用されている方の想いや感想に触れることができ、勉強になる機会でした。常に新潟で地域活動やオンラインにチャレンジされ、大西医師を中心にした皆さんの前向きで元気な雰囲気が印象的でした。熱意のある地域活動をより多くの方に知ってもらい、また全国でつながることができることもこのオンラインの可能性を感じました。
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