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登壇することのメリット

登壇 という言葉は、いろんなところで使われるかもしれないが、エンジニア界隈でも良く使われている。
ここでは、主にイベントなどで、前に立って、スライドを展開して、話をするために壇上に上がるようなこととしている。

こういうイベントでは、聞く人からすると特に何もしなくても良い。
その上、いろいろ知見を得られたりするので、とても体験が良いものになる。

対して、登壇する人にとっては、かなり大変な作業が発生するのである。
- 話す内容を考える
- 資料を作る
- 主催との調整
- 心身的負担
などがあったりする。
こんなに大変なことをしてでも、人前で話すことによるメリットは多いということ。
そこに焦点を当ててみたいと思う。

メリット

資料という資産

一回のイベントに参加する人数は限られている。

本当に大きなイベントだともっと多いかもしれないが、
多くても1セッションあたり50人とかの規模になる。

最近はオンライン開催とのハイブリッドで、オンラインで見る人もいるので、比較的人数は増えやすいが、それでもエンジニアの数に比べて微々たるものだと思う。

そういうこともあり、話すことよりも「資料を作ること」が重要になる。
資料は資産と書いてあるように、一度作ればその資料は生涯の資産となりうる。
どこかに公開しておくことで、自分が話さなくても内容を広めることができるのだ。
当然、スライドは補助的なものなので実際の話をするよりは内容が薄くなるが、それでも残り続けるのは大きな資産である。

自分の知見を貯める事ができる

ここでいう知見というのは
- 資料の内容を伝える知識
- 登壇するにあたり気を付けること
といった、登壇までの流れや、伝えるための技術ということを指す。

もちろん、技術的に理解していないとなかなか伝えることは難しいかもしれない。
しかし、技術の理解は個人でもできる。
対して、伝える技術や、スライドの作り方などの技術は、個人で身につけるのはなかなか難しい。

1回身につけてしまえば、資産の増やし方はある程度固定されるので、資産を増やしやすくなる。
とてもコスパの良い技術と言える。

交流が増える

やはり、外部への露出が増えることで、認知される頻度も高まる。
そうすると、「あの時の資料見ました!」や「あの内容について…」といったように人との交流が深まるのである。

登壇が終わった直後に交流会があるようなイベントだと、そこで話をすることもできる。
他にも、話のネタとして関連した話題が出た時に「こんな資料を作ってまして…」と切り出すこともできる。

エンジニアの交流って技術的なところから繋がることが多いので、こういった資料があるだけでも話はしやすくなるかなと思う。

転職に有利になる

登壇って、よほどのことがない限り自分からやりますと意思表示することになる。
当然、お願いされてやる場合もあるかもしれないが、よほどの著名者じゃない限りは基本的に自分からやらせてくださいという流れと思われる。

つまり、能動的にやらないと登壇する機会は無くそうと思えばいくらでも無くせるのである。

そして、基本的に法人は能動的な人間を欲している。
能動的な人間であるということの証明ができると有利に働くのは自明だろう。
さらに、内容の充実度によって、いくらでも有利に働く。
この1歩を踏み出せるかどうかというのは、結構分かれ目なので、登壇している人は必然的に友好的に感じられるのである。

最近だと、speakerdeckや、slidesharetといった、プレゼン資料の保管するサービスも多いので、どれだけ話しているかによって判断しやすい環境にもなっているので自分のブランドとしてもメリットは大きい。

まとめ

こんな感じでいろいろとメリットが多いので、可能であれば登壇はやった方がいい。
もちろん、登壇のたびに振り返りをして改善していく、というサイクルを回さないといけないので、大変ではあるがメリットは大きい。

自分の目標とまではいかないが、余裕がある時は出来る限り登壇したり、話すことをしていこうと思っている。

上記のメリットでいうと、広く交流を持ちたいというのが自分の今のモチベーションですかね。

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