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組織の成長について

最近、改めて組織の成長というのを考えてる。
雑に箇条書きにしてみる。

  • 今のチームの成長が2年間止まっている

  • サービスの拡大と同時にチームや組織も大きくなるべきという考え

  • チームのモチベーション

最近となって、上記のことがより強く頭をよぎることで再び考えに生まれた。

サービスが大きくなると、その分コードも増えてバグも多く出れば、保守というのも大きく関わる。サービス間の整合性であったり、一つの変更が他のサービスに及ぼす影響とかを考えるといろんな調整がうまれ、それだけでも大きな仕事になってしまうことがある。
そうすると、これまで以上に新規開発の手は遅れていく。
それは、プロダクトの促進に影響を大きく及ぼすのである。
保守を行いながら新規開発を続けるとなると、どうしても人の手が必要となってくる。
人は増やさないといけないという状況が生まれる。
それは、プロダクトの成長とともにチームの成長を行わないといけない領域でもある。

つまり、何が言いたいかというと、今いる人はできることを増やし、今まで手を入れていた部分を補う新しい人を入れる必要がある。
それにより、少しずつでも組織の底上げができていき、今いるメンバーのできる上限を増やし、新しい人により幅を持たせることができるようになる。
それが一つの組織拡大の形成モデルだと思う。

しかし、今僕が直面している問題は、その拡大ができていない、というよりその傾向が全く見えないというのである。
2年間僕らは今のプロダクトに関わってきて、サービスもコードも増えている。その中で新しい人を増やすという傾向が見えないのはわりかし絶望なのではないかと思っている。

それが三つ目の「チームのモチベーション」につながってくる。
先ほども言った様に、チームの成長は今いるメンバーのできることの上限の引き上げが必須なのである。
いきなり上のポジションで人が入ってくることも当然あるが、それを行ってうまくいくのは経営層レベルの抽象度がかなり高いレイヤーの話になる。
つまり、現場レベルでの底上げというのは、外部からの参入より中からの引き上げの方が圧倒的にコストは低く、メンバーもそれによりモチベーションを上げやすいのである。
正直、アーキテクチャなんかは半年も現場に入れば慣れる面もある。

僕はSESとしても現場に出ていたり、受託案件でいくつか案件に携わったが、半年もすると飽きてくるのだ。
新しいことに挑戦したいという気持ちは、若ければ若い程よくあるし、変化のない職場で満足という人は、恐らくプロダクト開発をしていないと思う。そうなると、新しい挑戦、次のレイヤー、組織の拡大といった変化や進化を求めるのである。

組織の拡大に伴う、自身のレイヤーを上げるというモチベーションがよりプロダクトへのコミットメントを増やすと考えている。
僕自身もそうだし、エンジニアであれば向上心が高い人が多いのでそうなる傾向があると思っている。
その時、何をどう動けばいいか分からないようにさせてしまう組織構成は良くない。
つまり、そういうポジションを用意し、バックアップやフォローを取る体制をつけていかないといけないのである。
今の組織体制では全くそういった構成が取れていないので、増やす傾向も見えていないというのはそこから来ている。

ここからは僕の話

僕は、去年小さなチームを見ていた。
初のポジションで頑張ったが、うまくいったのかいかなかったのかは正直今でも分かっていない。少なくともベストプラクティスと言えるような動きはできなかったという自負はある。
しかし、それを踏まえて反省をし、次の挑戦に向けての経験を積めたとは思っている。
当然、次の挑戦をするつもりだったし、反省を活かしてまた頑張ろうと思っていた。
しかし、僕を待っていたのは、終わりの見えないポジションで、永遠と続くと思われる単調な仕事でしかなかった。
それは、当時の僕の動きが良くなかった(僕自身のASDやADHDも含めて)という評価と、技術力のなさと、組織拡大への会社の体制の問題が重なった結果だと思っている。

今正直心が折れかけているところではある。
しかし、まだこのチームでこのプロダクトで頑張ろうという気持ちが残っているので、最後の足掻きでこの組織改革を起こすことを上に掛け合ってみようと思っている。
正直、希望的観測の話をされたら、今の僕は会社の上の人の言葉を信用できないという気持ちであることを素直に伝えようと思っている。
僕はこれまでに次の挑戦をしたいことも伝えていて、そういう話もあった。
しかし、一つ前のチームを率先するという動きの頑張った結果として、結局今このポジションに留まり約半年が経って、変化が何も起こらなさそうという現状に対して、僕は信用できないようになっているのだ。

組織としての成長をする気がないのであれば、僕はここに留まる理由もなければ、次の挑戦ができるところに行くことも考えられる。

もっと、何をしたいか、何ができればいいか、何をできるようにしていくかを擦り合わせて、もう少し組織に向き合う努力を頑張ってみようと思う。

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