2024年はじめの祈り。

はじめまして、まだ名前のない者です。👀

◇2023年も終わり、2024年になりましたね…！
去年の12月22日に活動を開始した新参者ですが、今年もよろしくお願いします…！

さて、タイトルにもありますが、2024年を迎えましたね。
日本にとっては特に、大きな驚きからはじまる本年となりました。

◇石川県、能登半島地震。
マグニチュード7.6／震度7の地震が、元日祝福ムードの日本を襲いました。

自分は石川県に居るわけではなく、大切な方が石川県に居た感じです。

現時点での結論から言って、大切な方は部屋がグチャグチャになったけれど、家族やペットは大丈夫だったそうで、余震やその後の経過には気をつけつつも、ひとまずは大丈夫とのことです。

◇地震があった当初、自分はお墓を磨き終え、祖父母家に帰るためのバスを待っているところでした。

祖父母が“石川県で地震があったらしい”と話しているのが聞こえて——今までも何度か地震があったけれど、大切な方のところは大丈夫なことが多かったので——そのときは、そこまで重く考えずに大切な方にLINEしました。

16:13「地震、大丈夫？」

しかし、LINEを送ったあとすぐに自分のところにもバス停や電柱／電線が揺れる程度の地震があり、タイミング的に石川県が震源地の地震がここまで来ているのだと直感しました。

石川県からの地震でこの場所まで揺れるのは、かなり大変なことになっているのではと思い、ポッケに戻したスマホを急いで取りだした瞬間

後ろにいた方とぶつかって、すごい勢いでスマホを落としてしまい、打ち所が悪かったのか、画面が真っ暗になってしまいました。

電源を入れると、黒い画面が少し明るくなるだけで、中身は見えません。
時々アラーム音が鳴ったりしますが、自分ではスヌーズしかできず。
また、どこからかの通知を知らせる振動があったりするだけの物体になってしまったのです。

というわけで、連絡を送ったものの、見ることもできなくなり、自分で地震情報を検索することすらできなくなってしまったので、かなり焦りました。

祖父母に、地震について教えて欲しいと言っても“石川県のどこかで震度7の地震があったらしい”ということ以外は特に何もわからず。

頭の中に、過去に起きた震度7の震災映像や震災に関する記事、本の記憶がたくさん流れ込んできました。

そんな窮地に大切な方がいるかもしれないという心配がすごく、近くの携帯ショップで新しいiPhoneを即購入し、データ移行をしてもらって連絡を見れないかとも考えたのですが、祖父母に現在地から近い携帯ショップを検索してもらっても、元日のため全体的に休業していて、断念しました。

もう、ただ無事でいることをひたすら祈りつつ、祖父母にテレビが見たいと言って、無理をさせない程度になるべく急いで祖父母家に帰りました。

帰りの道中、バスや電車の中でも石川県の地震について話している方が多く、余震が続いているということ、津波があること、火災もでてきたみたいだということを知りました。

また、原発を心配する声もあって、事態の大きさを感じながらやっと祖父母家に帰りました。

そこでそのままテレビを見て、燃え盛る街の映像、津波情報、倒壊情報、停電情報、生き埋め情報、余震情報などを様々なチャンネルで10分ほど見て、本来は泊まる予定でしたが、居ても立ってもいられず、祖父母に謝り荷物を持って急いで家に向かいました。

我が家にはパソコンがあり、たまたまパソコンからLINEにログインしたままになっていたのではないか、ということを思い出し、家に帰ればこちら側は連絡が取れるようになると考えたわけです。

それに距離があるとはいえ、家がどれくらい揺れたのか、揺れていないのかもわからないので、うちの猫さんが怖がっていないかも心配でした。

家に帰ると猫さんが元気そうだったのでひと撫でして、そのまま急いでパソコンがある地下へと向かいました。
パソコンをつけて大切な方と連絡が取れ、無事だということがわかりました。

ひとまず安心して、余震等には気を付けて絶対無事で居てねというような連絡を取り合い、他のところからの連絡を返したり、もしかしたら地震や津波に関係したかもしれないと思った友だちなどに連絡を送ったりしました。

◇日付は変わって2024年1月2日。
今朝8時頃、近くの神社で石川県の方々や日本海沿いの方々、揺れのあった地域の方々への被害がこれ以上広がらないよう、お祈りをしてきました。

微力かもしれませんが、想いの力が少しでも届くことを願っています。

そして、電気やガス、水やライフラインなどの全復活と、被害に遭われた方々への補償が充実すること。
少しでも早く不安が溶け、心のケアが行き届き、暖かい環境で美味しいご飯が食べられるようになることを、心より願っています。