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細菌にも色々な色が…

私達が普段目にする花や昆虫には多彩な色を持つものが多いですが、細菌にもカラフルな色(色素)を持つものがいます。例えば、黄色ブドウ球菌は黄色、メチロバクテリウムはピンク色、ジャンチノバクテリウム(写真)は紫色の色素を持っています。
ジャンチノバクテリウムの持つ紫色の色素はビオラセインといって、抗菌作用、抗腫瘍活性、抗酸化活性などを持つことが報告されています。ちなみに、ビオラセインを作る細菌としては他にマシリア属細菌、クロモバクテリウム属などがいます。

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