筋トレの意外な効果
胸筋の話。
今日は短くライトな内容で。
1年前からジムに通っていて、なんだかんだ体は大きくなってきた。
通う前は170cm前半で50kg程度と結構なガリガリ具合だったのだが、今は60kgの大台に乗っている。もはや一般人レベル。
1年間で10kg近く増やしているのだから十分成功と言っていいと思う。
そんな僕が一番力を入れて鍛えているのは胸筋だ。
もともと「漏斗胸(ろうときょう)※初耳の方は調べてみてほしい」だったのでかなり胸板が薄く、かつこの疾患を持っている人間の宿命として食が細く筋肉もつきにくかった僕は、とにかくガタイをよく見せたくてひたすらペクトラルマシンで胸筋を苛め抜いた。
おかげ様で当初に比べればかなり胸筋がつき、「うっす!」と揶揄されることも少なくなってきたのだが意外なメリットもあった。
それは、「寝るときに仰向けで寝られるようになった」ことだ。
同じく漏斗胸の方はわかると思うが、これを持っている人は胸がない分肩が前に出がちで、とても姿勢が悪くなりがちだ。
そして胸をはらず姿勢が悪い人は寝るときも横向きで寝るケースが多く、肩を体の内側にまとめて眠るもので、これがまた姿勢を悪くするという悪循環を生んでいる。
この体勢で寝ると肺が微妙に圧迫されるにより睡眠時の酸素供給が少なくなり、睡眠の質が落ちてしまう。
では胸筋がついてどうなったかというと、胸筋があるせいで肩を内側に入れることができなくなったのだ(無理にやろうとすると肺が圧迫されて苦しくなる)。
つまるところ物理的に胸をはって過ごせるようになったことで、睡眠時も仰向けで眠ることができるようになったのだ(おそらく体幹トレーニングも行ったことでそもそも寝るときの姿勢も良くなったのだと思う)。
この段階に入ってから睡眠の質がとても向上したので、健康のために筋トレをしている人はこのような観点で鍛える部位を考えてもよいかもしれない。
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