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Zoom飲みに誰も来ない

動悸が激しい21時頃。後悔と気づきの話。

今日は仕事でポカをやらかしてしまい誰でもいいから慰めてほしい気分だった。明日から休日だが、妻は土日仕事。孤独でおかしくなりそうだ。

そこで思いついたのはZoom飲みだった。
文明の利器とは言ったもので、コロナの影響もあり、物理的にも精神的にも希薄になった人間関係を簡単に再確認させてくれる素晴らしいコミュニケーションの形だと思った。

寂しい休日を埋めてくれる仲間を求めZoomアプリを起動、
仕事の関係上すぐさま慣れた手つきでMTGをスケジュール、
学生時代のサークル仲間が参加するグループに投稿した。

「明日13:30から飲みましょう」と一言添えて、待つこと1時間。





・・・誰からも反応がない。
増えていく既読。募る不安。ぐらつく自尊心。


自分こんなに人望なかったっけ、おかしいぞ、25人もいるグループだぞ、誰か一人くらい反応してくれてもいいだろうに。

正直この投稿は不安を吐き出すために書いているところもある。
誰かに聞いてもらわないと、この感情を理解してくれる人を見つけないと、
恥ずかしさと自責の念に押しつぶされてしまいそうなのだ。

感情に流されて軽はずみな行動をするんじゃなかった。。


そんな自分の心の小ささを嘆いていると、ふと自分が仕事のことなんてすっかり忘れていたことに気づく。
この世の終わりのように凹んでいたのがまるで嘘のように。

「今すぐ拭いたい感情は別の感情で押し流してしまえばいい」

誰かが言ったこんなことを思い出していた。
そういえば忙しさで心の弱さを克服している先輩がいたっけ。

感情に乱された結果、僕は一つ経験をし、自己理解を深めることができたのだ。

セルフマネジメントのメソッドを一つ学び、気持ちを立て直したところで改めてLINEを開く。





反応0。既読13。

Zoom飲みに誰も来ない

そんな地獄絵図にならないことを、祈ることしかできない22時。



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