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コロナ禍を乗り越える音楽の心…そして希望…

京都・奈良EU協会
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ヴァイオリニストの齊藤清さんとともにこの2年間の新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)が音楽会や芸術家に与えた影響、そしてそこからうまれつつある新たな希望について語ります。

2年前の2020年3月、オリンピック延期が決定、4月には緊急事態宣言が全国に出されます。人々の生活様式に急激な変化をもたらし、特に観光、飲食などは甚大な打撃を受けましたが、音楽産業を含む文化芸術産業にも大きな影響を与えました。2020年2月末に政府による文化イベント自粛要請以降、公演が度々中止や延期を余儀なくされました。2020年度の市場規模は2019年度に比べなんと82.4%も減少しました。

その後、少しずつ回復していますが、コロナ禍前の水準に戻るのはいつになるか、見通しの立たない状態が続いています。

齊藤さんはこのような状況の中で、人々のクラシック音楽に対する考え方や企業や公的な機関の支援体制が変わってきていると語っています。たとえば日本センチュリー交響楽団は1000万円のクラウドファンディングを達成しました。
https://readyfor.jp/projects/century-orchestra2021

芸術・音楽は現代生活の中で必要なものか?芸術と自由。一方で芸術は1つの商品。無料コンサートであったとしても忙しい現代人に「時間」を選び取らせる。日常生活で消費するもの(服でも、美容院であっても、毎朝食べるNUTSであっても)を選択する時、そこには常に選択があって、それにはこだわりや愛や信頼関係が繋がっており、それが増えていくと生活や人生が豊かになる。そのような自由な選択を具現化したものが芸術(ART)と言える。

そのような芸術を愛するとは?守るとは?
齊藤さんの「こだわり」は?
音楽が一瞬にして人の心を動かすこと、共感するということ。その例。

🎼J.S.バッハ ヴァイオリンソナタ 第4番 ハ短調  BWV.1017
第一楽章 シチリアーノ
第二楽章 アレグロ
第三楽章 アダージョ
第四楽章 アレグロ
ヴァイオリン 齊藤 清
ピアノ    今井 恵理
https://youtu.be/vzrYotSZJgU

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