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洋書多読の記録 2021

2021年からゆるやかに英語学習中です。
いつか、英語の本をスラスラ読めるようになれたらいいなあ、とぼんやり思っていたのですが、よく考えたらそもそも英語の本を読んだこと自体がないじゃん!と気づいたのが2021年の春頃。

もともと読書は好きなので、それなら趣味も兼ねて、洋書を読む習慣をつけてみよう、と、主にKindleでの読書を開始。多読、というほどたくさんは読めていないですが、純粋に楽しいです。

この記事では、2021年の間に読んだ本を、だいたい読んだ順番にまとめました。これから英語の本を読み始めようかな、という方の参考になったら嬉しいです。

最初は初心者向けの本からはじめ、徐々に慣らし、2022年1月現在はティーン向けの本を読んでます。


Beauty and Beast 美女と野獣 ラダーシリーズ

「英語で本を読む」ことへの心理的なハードルの高さがあったので、とにかく簡単そうなものから、と、ラダーシリーズのレベル1から読み始めました。使われている単語や文法はとてもシンプルだけど、よく出来た物語なので惹き込まれました。

The Gandhi Story ガンジー・ストーリー ラダーシリーズ

引き続きラダーシリーズのレベル1。ガンディーについて、そういえばよく知らない、と思って読んでみました。こちらもシンプルな言葉と文法のみで書かれていますがちゃんと楽しめました。ガンディーの家族がすごく振り回されている様子だったけど、彼らはどう感じていたんだろう…と心配に。また何かのタイミングで、もっと詳しい本を読んでみたいと思います。

Grimms’ Classics グリム・クラシックス ラダーシリーズ

こちらもレベル1。知らなかった物語もありつつ、スムーズに読めました。でもそこまで印象に残ってないなあ。

The Little Prince 星の王子さま ラダーシリーズ

ラダーシリーズではない、普通(?)の英語版も持っているのですが、難しくて一度挫折していたので、ラダーシリーズで再挑戦。ようやくどんな物語なのか把握できました(今まで読んだことがなかった)。
この世界を表現するために必要な単語が若干難しいものも含まれていましたが、文法はシンプルなので、調べながら読めば問題なかったです。

Adventures of Sherlock Holmes

ラダーシリーズのレベル3。シャーロック・ホームズ、小学生の時にめちゃくちゃ読んでたなあ、と懐かしい気持ちで読みました(内容はど忘れしてた)
レベル3だとさすがに単語も文法もレベルアップします。最初はちょっと難しい雰囲気がして不安になったのですが、ストーリーに惹き込まれてからはけっこう一気読みでした。ミステリー系は多読におすすめ!

Anne of Green Gables 赤毛のアン ラダーシリーズ

こちらも小学生の時に読んだなあという思い出の書。ほんわかストーリーなので最後まで読めるか不安でしたが、しっかり楽しめました。女子にとってはパフスリーブがとても大事な時代の物語。あと、勉強の時はノートではなくマイ黒板を使っていた時代。書いてもすぐに消さなきゃいけない!記憶力が試されそう…。

Enjoy Your Visit アメリカに行こう ラダーシリーズ

アメリカを旅行や短期滞在で訪問する人向けに書かれたガイド本。2005年発売ということもあって情報はっけこう古いのですが、あらためてアメリカの生活や文化について垣間見ることができて楽しめました。



ラダーシリーズをしばらく読み続け、なんとなく慣れてきた感じも出てきたので、ここらへんからは児童書に手を出し始めました。

Charlie and the Chocolate Factory (Charlie Bucket Series Book 1) (English Edition)

知らない名詞や形容詞がたくさん出てくる!と思いつつも、Kindleなら瞬時に調べられるのでけっこうスムーズに読めました。紙の本だと絶対挫折してた。思ったより道徳的な(というか説教くさい)本だなあと思いつつ、物語自体はとても惹き込まれました。

Holes (English Edition)

洋書多読の世界(?)でとても有名な本。こちらも知らない単語はたくさん出てきますが、ストーリーはシンプルなので、適宜意味を調べつつ、あとは雰囲気で読み進められます。物語中盤くらいからのめり込みすぎて、3時間くらいかけて一気読みしてしまいました。サスペンス系もだけど、こういう冒険モノも、のめり込めるのでおすすめ!

Who Was Steve Jobs?

子ども向けの伝記シリーズ。このシリーズ、とてもたくさん出版されているので、気になる著名人を探して読んでみると良いと思います。

Who Is Barack Obama?

オバマの生い立ちについてはほとんど知識がなかったので面白かったです!日本の総理大臣のように、政治家一族の中で育ってきた、というようなところからかけ離れた波乱万丈のライフヒストリー。すごすぎる。

Who Was Nelson Mandela?

マンデラのこともほとんど知識がなかったので、とても勉強になりました。Humankindという本でその素晴らしい人柄について言及されており、そういえばどんな方だったんだろう、と興味が沸き、せっかくなので英語で学習した次第。

アパルトヘイトのことも学べたし、マンデラはこんなに激しいアクティビストで、かつ、ここまで長い間投獄させられていて、というところから大統領になった、ということが、日本にいると想像からかけ離れていてすごすぎました。

When Marnie Was There

「思い出のマーニー」の原作。ちなみに映画はまだ観ていません…。感情の細かい描写が素敵で、心に残るお話でした。単語はそこそこ難しいのと、感情の描写がけっこうな割合を占めるので、なんとなく難易度高めだったなあ、という感想です。でもKindleで調べつつ最後まで読めました。

Charlotte's Web

映画「シャーロットの贈り物」の原作。ちなみにこちらも映画は観てません。心温まる物語でした。単語は、農場ならではの言葉が色々と出てきたけど、マーニーほどは難しくなかったです。物語もシンプルなので、こっちの方が難易度は低い印象。



以上、2021年に読んだ洋書まとめでした。書き出してみたら、思ったよりラダーシリーズを読んだな。

ちなみに、今は英語の先生に薦めてもらったこちらを読んでいます↓

The Hunger Games

最初に映画を観て、内容を理解してから読むと良いよ、というアドバイスに従ったところ、とても読み進めやすいです。単語はそれなりに知らないものも出てきますが「思い出のマーニー」に比べると楽かも。あと、映画版より断然面白いです。
子どもがいる身としては、子ども同士が殺し合いをするとかまじでほんとにやめてほしい世界でしかないのですが、物語としてはよく出来ていて惹き込まれます。

英語の先生もおっしゃっていたのですが、とにかく「楽しめる」「惹き込まれる」本を選ぶのがとても大事だなと思います。先が気になる、という気持ちがあれば、けっこう雰囲気で読み進められてしまう。

今年中には大人向けの本にたどり着けるといいなああ。でも無理せずがんばります。

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