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自然まるごと料理~くるみ①下処理編

胡桃を拾ってから食べるまで、殻も余さず使うよ!

①拾ってくる

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鬼胡桃(おにぐるみ)が自然に生えているところは結構たくさんあります。
近隣の自然林の山や林を歩くと、10月後半頃からコロコロ落ちています。黒く熟しているものを潰すと、胡桃の種が出てきます。青いものも、しばらくすれば黒くなるので拾いましょう。

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②皮をむいて乾かす


風通しよいところにしばらく置いておき、熟したら皮をむきます。アクがすごいので手が真っ黒になります。手袋をするか水で流しながら剥きましょう。種は洗って天日で半日ほど干します。

③炒る


中火で炒ります。(ガスコンロは高温調理に設定してください。フッ素コートのフライパンは高温長時間固いものを炒るとコーテイングに影響がでることもあるのでできれば鉄製か、アルミ箔などを敷いたほうがいいです)8分くらいでだんだん裂けて少し筋が入ります。開いたものを取り出していきます。

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④殻を割り身を取り出す


うちは水道のレンチで割りました。(金槌でもいいですが、できれば細いものを差し込んで二つに割ったほうが殻が実に混ざりにくいです)袋に入れて殻が跳ねるのを防いでください。(思ったより飛びます。目に入ると危険です)そして目打ちなど先の細い固いもので身をほじり出します。

⑤食べる前に


軽く炒りましょう。豆類はなんでも食べる前に炒るとおいしくなります。
そのままでもおいしいけど、胡桃みそ、胡桃パンや胡桃和えなどもいいですね。残った殻を燻製に使うと、甘く香ばしい胡桃の香りになります。大きな殻は鉢植えのウッドチップの代わりにも使いました。

次の記事でレシピ紹介します。


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