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煮沸消毒でお手軽除菌!アルコール消毒がなくて困っているかた必読

スーパーやドラッグストアに少しづつアルコール系除菌消毒の衛生商品が戻ってきました。

ふたつきぶりくらいでしょうかね……?

あ~良かったぁ、これで外出した時やまな板、ドアノブ、気兼ねなく除菌できる……、え、あれ? こんなに値段高かったっけ??

Eurekaは先日、このような状況に陥りました。

キッチンハイターや重曹などで賄ってきましたが、やっぱりアルコール除菌も一緒にやっていきたい。でも、たか~い! こんなことなら、大きすぎるからと購入を躊躇した、18Lの缶の業務用アルコールのほうがコスパが良いじゃないか~!! (1缶5,000円いかないくらいでした)

むむむ。。。

どうしようか。一応、ふきん用の固形石鹸なども家にはあるし、洗剤系には困っていない。でも消毒が……。やっぱり、毎日洗って日干ししていても、気になるところはあるものなんです。

アルコールがなくても出来る除菌。う~ん、と悩み、導き出したものが、「あ、そうだ、煮沸消毒をすればいいじゃん!」でした。

なんてことだ。こんな基本的なことを忘れてしまっていたなんて。ドアノブとかは無理でも、ふきんや保存容器など、できるものはある!

筍の下処理の時に重曹で変色してしまった大きなお鍋があるから、お鍋を新調するついでに、古いほうを煮沸消毒専用にしてしまおう!

そういえば、「新婚当初は煮沸消毒していたな~」なんて懐かしいことを思い出したEurekaですが、今回は、煮沸消毒の役割や方法についてお伝えしていきたいと思います。

煮沸消毒とはなんぞや

煮沸消毒とは、消毒したいお皿や、ふきん、保存瓶などを熱湯の中で煮ることで付着していた雑菌を殺菌(もしくは除菌?)することのできる、超絶シンプルな衛生ケアです。

必要な材料は、お湯・お湯を沸かすお鍋と実にシンプル。特別な洗剤不要で、安全に殺菌することができる昔ながらの知恵です。

一般家庭では、保存料を使用して食べ物を長期保存できないですし、アルコール除菌で赤ちゃんの哺乳瓶などをケアできないですよね。そういった際に、煮沸消毒が活躍できるのです。

例えば、ジャムの瓶。せっかく丹精込めて作ったお手製のジャムがすぐに痛んでは堪らないですよね。瓶の内側の雑菌を上手に殺菌できれば、手作りのジャムも長くもちます。

煮沸消毒の方法

煮沸消毒

1. 煮沸消毒をしたいものが耐熱100度以上か確認する
2. 消毒したいものよりも大きなお鍋を用意し鍋底に布巾を敷き詰める(沸騰時のグラつきで対象物の破損を防ぐことが目的)
3. 対象物がひたひたになるくらいにお鍋に水を入れる
4. 完全に沸騰しきる前に、常温水の状態で対象物をお鍋に投入!
※沸騰したお湯に対象物を入れると、急激な温度変化で破損してしまう恐れあり。
5. 煮る時間は5分ほど
6. 煮終わったら火傷しないように注意しながら、トングなどで取り出し、清潔な布巾の上で自然乾燥させれば消毒完了

煮沸消毒の注意点

1. 煮る時間はだいたい5分で足りるようですが、モノによっては早めに取り出さないと破損してしまうものもあるようです。
(例:パッキンなど)

2. 沸騰したお湯の最高温度は100度。そのため、100度までの温度で死滅する細菌には効果的ですが、逆に100度では殺菌できない雑菌もいるとか。

3. ジャム瓶や哺乳瓶に煮沸消毒は効果的ですが、ガラスは温度変化に弱いため、沸騰する前の常温状態からお鍋に入れてください。
※非耐熱の瓶もありますから、必ず耐熱温度をチェック! まれに70度まで、という瓶も。

4. 煮沸消毒に使用するお鍋は基本的にはなんでもいいのですが、お料理で油をかなり使用したお鍋は、油の汚れが蓄積している可能性もありますので、注意が必要かもしれません。

5. プラスチック製品のものでも耐熱100度以上であれば煮沸消毒は可能です。ただ、鍋底はコンロの火がより当たっており100度以上になっていることもしばしば。いくら耐熱プラスチックとはいえ、高温にさらされ続けると溶けや変形の原因になりますから、鍋底にふきんを敷いたほうが良いでしょう。

6. 慌てて煮沸消毒をすると、お鍋をひっくり返してあわや火傷……なんていう展開になりかねません。沸騰中に目を離すと危険なので、気持ちや時間に余裕のある際におこなうと良いですね。

まとめ

除菌や殺菌と聞くと、専用の道具を揃えなくてはならないイメージがありますが、煮沸消毒でお手頃カンタンに衛生ケアができ、健康への意識が高まりそうですね。

熱湯を切る時に「あっちぃ~、あっちゃぁ~」とついつい口走ってしまっているEurekaですが、テーブルの陰からこっそり見つめる愛犬の可愛いこと!

今日もキミのために殺菌します、ハイ!


Eureka

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