見出し画像

旅先での接点 (インド滞在録#9)

(2018年夏に、会社の海外派遣プログラムで、インドのプネにある環境NGOでインターンしていた際の滞在録です。現地での体験や、日頃の気づきなどを、ゆるゆると綴っています)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

現地の人との接点で心がけている点を、二つ紹介する。

一つは、一期一会を意識し、真摯にコミュニケーションを取ることだ。海外を旅していると、人と話すことに食傷気味になるほど、色んな人との出会いがある。

インドでも、特に田舎へ行けば、どこから来たの?どこへ行くの?写真を撮っても良い?と興味津々に接してきてくれる人が多い。ちょっとしたミッキーマウスにでもなった気分だ。

だが、この手のやり取りが幾度と繰り返されると、疲弊してきてしまうことがある。そこで考えるのが、自分にとっては陳腐化している場面も、相手からすれば、初めてであるということ。

たとえ、相手が客引きであっても、「ジャパン?」と聞かれたら、「イェス!トーキョー・オーサカ・アベシンゾー!」と自ら返してやるくらいのサービス精神と心の余裕は欲しいものだ。

二つは、シャイにならないことだ。
言葉が通じない、立ち居振る舞いがわからない等、不安になることも多い。だが、そのような時は、「大胆に行動して恥をかいた方が、土産話にもなる」と考えるようにしている。

写真は、郊外の石窟遺跡で出会った国内旅行者だ。なぜか集合写真に呼ばれ、応じたのをきっかけに仲良くなった。言葉は通じないが、ジェスチャーで会話したり、一緒に祈ったり(祈らされたり)それはそれで面白かった。

実際は全員良い人たちだったのだが、写真で見ると皆がボリウッド映画の悪役に見えてくるのは、私だけだろうか。。。

画像1

以 上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?