学校や塾の教育の最大の失敗

「わからないこと」「できないこと」は大した罪ではない。それを隠したり、できたフリをする方が大きな罪である。

日本の入試は、高得点であることが最良とされるので、正解することを求められる。逆言えば、不正解はダメ。評価されないし、認められない。よって、小学生、中学生、高校生は

正解する人がすごい、偉い

という価値観を植え付けられるので、間違うこと、ミスすることは悪であり、それは

恥ずべきこと

であると考える。塾・予備校を経営している自分が言うのはなんだが、これは間違っている。おそらく、一講師として働いていたらわからなかったことかもしれない。「経営者」としての仕事をし始めてから気づいたことだと思う。今現在、世の中で行われている仕事の多くは、

正解がない

特に、コロナ禍になってからは顕著だ。業種に関わらず、どの打ち手がうまくいくのか、みんなわからず、暗中模索だ。つまり、

不正解とその改善

を繰り返している。不正解からの改善をいかに早くたくさんやれるかの勝負だ。そう、学校や塾でやっていることの真逆に近い。この4月、エウレカの卒業生が初めて社会人になっているが、きっとこの先(割とすぐに)直面することになるだろう、この大きなギャップに。

エウレカは、少数の生徒を丁寧に指導する塾・予備校なので、このギャップを埋める指導をしていこうと思う。受験勉強でそんなことできるのか?と言われそうだが、

きっと、できる

正解至上主義を撲滅
不正解、わからない、できないは秒で改善する

これはきっと受験勉強にだって必要な姿勢だし、効果は大きいと思う。

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