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もみがら堆肥作りワークショップ
年の瀬ですね
今年は劇的に変化が起きた年でした
昨年夏に初めて農業体験をして土に触れてからの動きだしっぷりはすさまじい
2023年も「循環」をテーマにオーガニック学校給食の普及活動+耕さない農業(不耕起草生栽培)の普及活動を継続していきます
12月18日(日)はもみがら堆肥のワークショップを菜園Motokiさん、マミトラさんと一緒に開催しました
総勢8名(我々含む)で作業しました!
家庭菜園を楽しむ方、就農を目指している方、行政の方などさまざまな方にご参加いただきました
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もみがら堆肥の活用は金子信博先生が提唱する不耕起栽培でも重要な農法のひとつで、ライ麦の活用と合わせてセットのようなものです
堆肥づくりには大きな魅力があります。良質な堆肥を自分たちでつくることは、経済的にも、地域資源の資源化のためにもとてもすばらしいことです。身近にある資源を利用して土壌を豊かにすることで肥料コストを削減でき、自分たちの手でつくった堆肥で生産することで、生産現場の透明性は飛躍的に高まります。 『堆肥』というと畜産堆肥がよく使われますが、実際には様々な質、熟成度、つくり方などがあります。
金子先生の考え方に共感して、私も作ることにしました
昨今の化学肥料の大高騰により肥料を購入するコストが大幅に上がり、農家さんの経営に致命的な影響を与えることが懸念されています
化学肥料や農薬を減らすことにより最終的には使わなくても畑や田んぼの維持管理ができるようになると、持続可能性が見えてくると考えています
それに加えて、畑や田んぼから出た植物の枝葉や残渣を無駄にせず、地域資源を有効活用できるので良いと考えています
環境にも人にもお財布にも優しい持続可能な農業を提案していきます
金子信博先生のもみがら堆肥は、橋本力男さんが考えた堆肥を応用したものです
パタゴニアの木村さんなども普及活動をしています
では早速作業開始!!
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この日は雪が舞っており、寒い日でした
作り方は下記の材料を混ぜるだけ!
詳しいレシピと作り方は過去の記事を参照してください
【材料】
もみがら
米ぬか
枯れ草(刈った草や、大豆を収穫した後の枝葉など)
土(粘土質の土が良い。痩せた栄養のない土はオススメしないとのこと)
完熟堆肥(種菌として)※なくても良い
水
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材料は軽いものから積んでいきます
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ぎゅっと握ってゆるやかに崩れるくらいが水分率50%
水が少ないとパサパサして、多すぎると握ると水が滲んできます
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畑の近所の郡山珈琲焙煎さんのコーヒーをドリップしました
寒い体に染み渡る〜
それで、混ぜたら完成ではないんです
混ぜたらスタートです
この堆肥は完熟しないと使えないので、発酵をさせます!
ここからは温度変化の記録を掲載していきます
大体2日〜1週間以内に堆肥の温度が60度を超えればうまく発酵して成功となります
温度が上昇した後は様子を見ながら1週間に一度切り返し(混ぜ混ぜ)をします
1ヶ月くらい続けたら徐々に発酵が落ち着いてくるので、あとはたまに混ぜる程度でOKです
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その後2日間朝晩通いましたが、特に変化なし…失敗か?
と思った矢先
4日目!!
ついに温度が上がりました!!
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作ってから1週間後の23日に切り返しの作業をしました
ついでにワークショップの時と同じ量を仕込んで混ぜました!
これで体積量としては約1,200ℓ分になります(計算上)
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本格的な冬が始まります
来年の春の作付けを妄想しながら堆肥の切り返しや冬仕事をこなそうと思います
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