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カメラバッグは沼。

 既にそんなこた分かってるよ、と言う方も多いと思いますが、
 カメラバッグは沼です。
 沼なんです。

 おいそれと買えないわけでもない金額なので、つい食指が伸びやすいというのもあると思います。
 が、これもこだわり始めると高いものも。
 でも、そんなものに目をつけるようになるころにはもう…ズブズブです。

 多分に手にしたカメラ用のカバンはひい、ふう、みい、よー…たぶん9つほど。あらやだ、こうやって振り返るとけっこう買ってきてますね。
 でも、まだ他にもっと買っておられる方もいらっしゃることでしょうし、カメラ歴15年かそこらではそこそこってところでしょうか。いや、全然初期症状ですらない、とおっしゃる方もおられるでしょう。

 とはいえ、そもそもカメラバッグって言うのは、常に帯に短し襷に長しなものなんですよね。機材も変わってくるでしょうし、増えるし、撮る対象やスタイルなんかでも、用途によって変わってきます。一個では済まないのがデフォルトです。
 おまけにこれで充分!と思っていても微妙に使い勝手が悪かったりと、その辺はもしかするとカメラそのものよりもアジャストするのが難しいかもしれないですよね。
 あとはあるある話として、カメラバッグに見えないカメラバッグというパラドクスにハマってしまうともう大変です。機能とデザインは両立しないという典型かと思いますが、ほかのコンテンツだと機能がそのままデザインとして美しく表れるというものもあるのにな、と思います。
 にしても、カメラバッグはなんでわざわざそんなにありえない色とか形とかデザインにするの?というものも散見されます。これはつまり、ターゲットとなる層が違うことから生まれるものなんでしょう。カメラをオシャレに暮らすためのガジェットとして捉える層には目を向ける必要がない時代が長かったのだと思います。

 そんな中で、今でも使っている(つまり比較的最近手に入れた)ものを紹介したいと思います。その殆どが、今でも手に入るもの、参考になれば幸いです。
 って、あらやだ、改めて数えてみると買ってきたカメラの方が多いわ。

これまで使ってきたカメラバッグ

ARTISAN&ARTIST ACAM-1000

まさにライカのためにあるようなバッグ

 今使っているバッグで最も使用率が高いのがこのカメラバッグです。
 スナップ撮影、レンジファインダー型の比較的小さなカメラを入れるにはちょうどいいサイズ。発売されたのはけっこう前らしく、それまで妻がかつてくれた吉田カバンのショルダーにインナークッションを入れて使っていたx100用のそれにガタがきて、色々物色。ちょうどxpro2 を手に入れたこともあって、大きさは変わらず、もう少しレンズを入れることはできぬものか、と見つけたのがこれでした。

 散々悩みました。公式の物写真がテカテカしていて、ナイロン製のカメラバッグのような安っぽさを感じていたからです。これに三万近い値段を支払うのはなあ、と思いつつ、しかしサイズは理想的。ネットで調べると数件使用感が書かれてあります。その写真がいくつかそそられるもので、かっこよかったんですね。実物を見ることなく、手頃な中古品を見つけて買った次第です。

 僕が手に入れたのはキャンパス生地の黒地に白いステッチの入った、おそらくマップカメラさんとコラボしたもののようです。中古品とはいえ、充分。丁寧に扱われたのでしょう、汚れヘタレも見られませんでした。そしてキャンバス地の質感がけっこう良い。カメラバッグのナイロンのペラペラ感なんか皆無です。

 公式の画像では、このカメラバッグにレンズ付きライカを二台とレンズを一本メインに入れて、3本がサブの気室に入っており、合計6本のレンズを持ち運びできるようになっています。
 ただ、自分の場合はレンズが大きめと言うこともあり、メインにはカメラ二台、レンズつけてやっと入るという感じです。それでもレンズを合計5本は入れられるので充分。使い勝手は良くないですが、サブの気室にあるファスナー付きのポケットにフィルターやバッテリーを入れています。

 フルサイズ一眼レフやミラーレスのレンズなんかは厳しそうですが、富士フイルムのカメラくらいなら十分対応できる大きさです。

 それぞれのファスナーは金属ではなくプラ製で、それがちょっと安物感を出していますが、鞄そのものは決して安くはない代物です。ファスナーもカメラを傷つけないようにこの仕様にしたと聞きます。そう言う気遣いに溢れる製品です。

 あといいのが、ショルダーの肩掛け部分。肩に当たるところは大型のクッションになっていて、そこはデザイン的にどうよ、と思うところですが、しかしレンズパンパンに詰め込んでいてもそこまで肩に負担がきません。これ、とても大きなポイントです。僕の場合、長時間肩に負担がかかると、痛くなってきて頭痛にまでなるのですが、それがない。
 ちなみにショルダーって斜めがけするとき普通みんな左の肩にかけるものなんですよね。右手が利き手の人はそちらの方が取り出しをしやすいそうで。
 僕の場合、子供の頃から無意識に右肩にかけていました。それでボディバッグをつけるときに勝手が悪くて、通常は左肩にかけるのだと知ったのですが、すると右肩の比にならないくらいにすぐ肩が痛くなるんですよ。しかしこのバッグはそこまでなく、結局心地よさで今でも右肩かけにはしていますが、ちょっと肩がとなってきたらひょいと変えることができていてそれだけでもありがたいクッションです。

 おしむらくはあとちょっとサイズを大きめにして欲しかったこと。あと1センチでいいので。するとスピードマスターつけてもパンパンにならない、というのと、背面の大きめポケットがボタン一つしかないのをどうにかできんかなということ。それから、出し入れがファスナーだとやはりしにくいと言うところでしょうか。
 それらを含めても、基本的に小型のカメラを持ち運ぶには最高の部類だと思います。

 僕はこれでポタリングもするので、使えなくなったカバンから一本ストラップを取って滑り止めに使っています。使わないときも目立たなくできるので重宝しています。あと、夏場なんかは水分必須ですから、ペットボトル用のドリンクホルダーを。これも小さくて目立たない。

 基本カメラしか入れられない大きさですが、小型のカメラしか持って行かない、スマホや小物なんかはポケットに入れてという人なら、これいいと思いますよ。

エンデュランス EXT

(画像は追って掲載します・・・)

 言わずと知れたカメラバッグですね。リュック型カメラバッグを検索するとすぐに出てくるものではないでしょうか。
 自転車に長く乗ると、どうしても肩にくる、ならば荷重を分散せねばなるまいと考えて購入。
 自分、リュックはこれまで避けてきたのです。なぜなら、リュックを背負うと、出立ちがもう、はだかの○将。なんなら、おにぎりなんだな、と自らボケなくてはならないくらいです。子供の頃には、身近な人からいじられもしたものです。ですので一時期は、おにぎりをもらうためのあの独特な口上もマスターしていたくらい、それで、いじられたら、その口上を述べて反撃の笑いを提供するくらいにはリュックが変な意味でしっくりきちゃうんです。
 ですのでリュックはそれこそ慎重にデザインを選ばねばなりません。そこで出会ったものの中からデザインと機能と価格のバランスが取れたこの鞄を選ぶこととなったわけです。

 レンズつけた一眼レフに標準サイズのレンズが5本は入るものですが、70-200も入る。ボディにつけたまま。ですので、以前シグマのライドバズーカ、100-400を背負って往復50キロのサイクリングをしたことも。
 今はもっと中の仕切りが可変できて600ミリの巨大なレンズを入れることもできる後継があるようですが、もしそれを手にしていたなら、このライトバズーカを、150-600にしていたかもしれません。

 現在はライカとxpro2 の二台体制がメインですが、するとacam1000と入る機材の量はさして変わらないんですよね。一眼の大きなレンズはacam1000には入りませんので、ある意味仕切りの妙です。ただ、リュックの方は二気室ですから、さらに衣服など、ほかのものも入るのがポイント。基本背負うことに関してはしっかりしたリュックなので、重いものもうまく荷重を調整してくれています。

 ただ、この手の鞄で困るのは、速写性ですね。側面からのアクセスでカメラそのものにはすぐ手を出せるのですが、もう一台のカメラを取りたいとか、レンズ交換したいとか言う点においては、一度リュックを地面なりに置かねばならないところがネックです。
 だから、ポタリングフォトでも動きながら撮るというよりどこかポイントを見つけてそこ辺をうろうろする、という感じになります。で、そんなことなら、容量の多いエンデュランスにしておけばよかったかな、なんてことも思ったりするわけです。それから夏場はやはり背中が蒸れます。ポタリングにリュックはいいんだけど、悪いんだよな、という二律背反状態です。
 なんにしても、一眼レフ二台を入れることはできません。が、上の気室にクッションを入れてしまえば、なんとかなったりします。ですので、ポタリング以外には、子どもの運動会だとか、神楽の撮影だとかにも重宝します。丈夫だし、購入してよかったな、と思います。

(追記)
先日東京へ1人で行ってきました。バッグはこれ一つ。一泊なのでこれで充分。
とはいえ、雨の季節ですし、歩き回ると、蒸し暑さに汗で大変なことになるだろうと、シャツは四枚持って行きました。(本当に持ってきて良かった)すると上部はパンパンに。ロールトップがあまり巻けずにちょい間抜けな感じになってしまいました。
 カメラはライカとxpro2レンズはズミクロン50mm ズミルックス75mm アポスコパー 90mm ノクトン35mm xf14mmの5本入れて行きました。何気に全部使いまわしたけれど流石に重くて、それが汗にも繋がりました。

サビカ

これだけ入れるともうちょっときつい。
しかし質感は上々。

 旧アクリュ、今は卉奏と名前を変えて活動されている、だいたい、お洒落なカメラバッグを検索すると必ず行き当たるであろうブランドさんですね。
 ボノというカメラバッグがとてもいいなと思っていたのですが、生憎販売されておらず、そんなときに、こちらのサビカが販売されているのを見つけたので、ポチっとしました。
 高かった…。
 けれど、いつかは革製のカメラバッグが欲しいなと思って色々探していたのもあり、そのなかでは手ごろな価格でもありました。それになにより、非常にシンプルなデザインは、寧ろ革を愛でると言う点では最良だったかなと思います。

 先に不満点をいくつか。
 先にも述べた通り、僕の肩はあんまり丈夫ではありません。
 ストラップが、細いんですね。肩当てのところは太いものがついているのですが、それでもクッション性としては物足りないように思います。以前使っていたポーターの鞄が、クッション性0にも関わらずあまり痛くならなかったのは、ストラップの幅と、鞄の幅の問題かなとは思うのですが、いずれにせよ、これで機材をぎゅうぎゅうにしなくても、すぐに肩が痛くなってしまいます。
(おそらくストラップをもう少し短くすればいいように思いますし、僕の肩がヨワヨワなのがダメなんだと)

 それから、見ての通り、フラップが邪魔。
 斜め掛けしたまま、カメラを取り出そうとすると、フラップが顔に当たります。カバンからなんでやねんっ、とツッコミが来る感じです。一度鞄をおろしてから取り出すのが正解です。すると俊敏なレンズ交換なんかはできないわけですね。
 ただ、これも、お洒落は我慢が必要、という格言を信じていますので、しょうがないことだと思います。

 最後に、そしてこれがある意味最大。
 カメラ入れにくい、ということ。
 大きさだけで見ればacam1000なんかより大きいのですが、底面が真四角では無い、側面も寸胴ではなく上に行くにつれ窄まる形ですから、カメラを入れるとしても小型のものが三台入る、かなあ、といった感じ。両脇は幅が狭いのでほんとにレンズを入れるしかなく、従って上部はスカスカということに。一眼レフを入れるとなればレンズ付きカメラとレンズが一本が限界でしょうか。そしてそれだけでも肩に来るという。僕は何かの苦役を背負っているのだろうかと思うくらいです。
 また、仕切りもクッション性がなく、固定の方式も独特ですので、あまり自由が効くわけでもありません。ですので総じてカメラ入れにくい。
 入れにくいんだけど、も!
 たまらなく!愛おしい!
 撮影目的でない、暑く無い、雨の降らない、そんな時のおでかけには、オシャレして行くような時は迷わずこのサビカです。
 そうして、見た目うだつの上がらぬ僕のオシャレファッションの中では最も高級という。
 フラップはボタンひとつなんですが、そのボタンの感触がとても好きでつい無意識に開け閉めしてしまいます。
 今度福岡とか出かけるようなときはこのカバンかなあと思うところです。
 アウターに少し丈の短めコートを着て、このショルダーかけていたら、ちょっとは田舎もんに見えないかもしれませんとか言っている時点で田舎もんなんですが。

INCASE ARI MARCOPOULOS

質感がとてもカジュアル。
中の仕切りが移動できたら完璧。

 これを見つけたときは、とてもいい!と思いました。ナイロンのテカテカ感はもちろんなく、一眼レフと、交換レンズ二本も入る。見た目もいい。そんなわけで、自分の誕生日前にそれとなく インケースのこの鞄いいんだよねえ、と妻に言い続けて、プレゼントに持っていくという、あらあら、「それとなく」なんて、どの口が言うのでしょうねえ。
 しかして、届いたこのカメラバッグ。カメラマンの方が監修されたものだそうで、その動画もなかなか良かった。ただ、そのカメラマンさん、使っているのが、コンタックスGシリーズで上のスペースガラガラ。アップル社公認のブランドということもあって、しっかりiPadをいれるスペースがあるものの、機材を入れる動画では、英語で「まだ」持っていません。と書いた紙を入れるという配慮ぶり。この「yet」は、なんだか言葉のニュアンスの妙を学ばされた気がします。でも、そんなことも含めて、とてもいい動画だったなあ。スナップしたくなるんだもの。
 ただ、僕にはいくつかの問題がありました。
 先に挙げたように、僕はこういうスリングにしろ、ショルダーにしろ、左肩にかける派なんですが、そうするとけっこう勝手が悪いんですよね。肩にかけてベルトの端を引っ張ることで、体に密着するのですが、その端が上にくるので、だらーんとなるのです。右方にかければ問題ないのですが、そうするとすぐに肩がやられます。そうならないように、ぎゅっとしめつけるのですが、そうしても、僕の体のせいか、緩んだり、やっぱり肩にきたりして、ちょっと頭痛がきてしまう始末。
 ただ、これで自転車に乗ると、とても快適です。もともとスリングバッグはそういう用途ですから当然です。前かがみの自転車スタイルは、鞄の重量を背中で受け止めてくれます。だから、この鞄に一眼レフと70-200F2.8を持って50キロを走ったことも(そして使わないという……)。
 色合いも含めとてもカジュアルで、そしてなにより丈夫。ポケットの数は少なく、交換用のバッテリーやフィルターを入れるところは限られますが、肩が丈夫だったら、今でも一軍で活躍しているはずです。なにせリュックよりもカメラの取り出しがしやすいのは、大きなメリットですから、自転車に乗ったり降りたりしつつ写真を撮るなら、このスリングバッグにまさるものはそうそうないように思います。
 それから、インケースには同じくらいの容量のスリングバッグがありますが、こちらは真っ黒で、かつ縦型で背負うので、少し中身がぐだぐだになるのではないかと懸念していました(そうはならなそうだとは思いつつ)。こちらは斜め気味ではあるものの、入れたものを水平に保ったまま背負えるというのも良かったのです。
 惜しむらくは、中の仕切りが、移動できないこと。ベルクロが所定の位置にしかないので、つけるかはずすかしかできないのですね。それを改善しようとベルクロを購入したのですが、結局そのまま……。
 メインのカメラが小型化してからは、あまり出番がありません。が、仕事で一眼レフを持って行くときなどは、やはり重宝します。丈夫なので、けっこう仕事場で使うときは安心です。
 ただ、背負っていると、ストラップ部分を指さされて「なんでシートベルトしてるの?」とよく聞かれたものでした。もう、そのまんまシートベルトのそれなので、どうしようもない……。

 ネットで見る中古が軒並み高い。いつの間にこんなことに。定価の倍はしてる。そんなに欲しい人がいるのかしらん。

カメラバッグは難しくて楽しい

 もともと子供の頃から鞄は好きなジャンルでした。特にショルダーが好きで、大小様々なものを持っていました。かっこいいのとか、アジアンなものとか。このアジアンなものなんかは、国際交流でネパールやパキスタン、内蒙古、韓国の同世代とキャンプしたときに手に入れたものですが、今だに使っていたりします。25年は使ってるってことか。
 ですので、カメラバッグも自然と機能一辺倒ではなく、どうしたってデザインが良いものが欲しくなってしまうのですね。
 そのカメラバッグもショルダー、リュック、トート、色々使ってきたわけですが、普通のカバンのように種類豊富なわけでもなく、かつカメラの数や大きさで左右されるだけに、迷いも尽きませんが、その分選ぶ楽しさがあります。

 たとえばカメラなんかやってなければ、僕の仕事的には鞄は必要ありません。コンピュータも持ち運びしないでいいので、もし通勤が公共交通機関だとしたら、お弁当が入ることと、それとは別室にいざという時に何かが入るくらいのものを持てばいいだけで、多分早々鞄を複数持つなんてことにはならなかったはずです。
 大学生のころなら、ノートと本が入るトートと、部活で使う道着を入れるズダ袋があれば充分でしたし、遊びやバイトのときはくだんのアジアンなショルダーだけってなもんでした。それすら要らなかったかな。
 そうそう、受験で上京した際、池袋で買ったのがずた袋でした。アジアンな雰囲気の(アジアン系が好きな時期があったんですね)それは、稽古の際に着る道着を入れるのにぴったりで、まさか大学でも、違う武道とはいえ道着を持ち運ぶことになるとは思いもしませんでしたが受験に行った際に買ったのですから、そう運命付けられていたのかもしれません。今では温泉に行くときとか、車移動の旅館泊まりのときの着替え入れに使っていたりします。これも20年選手です。一度道着と一緒に洗って大変なことになりましたが…鞄は無事。
 それはさておき、基本カメラをやってなかったら、鞄はある世代に基本ひとつあれば良かったのです。鞄から思い出すと、だいたい中学ではこの鞄、高校はこれ、大学がこれ、社会人になったころはこれ、とある時代を支えてくれた代表格鞄があります。
 つまり、ある時期に必要な持ち運び容量って決まっていて、ファッション的なこだわりが強うなければ、それひとつあれば問題ないんですね。
(とすると、財布やほか小物をいれたり、今だと仕事であるイベントで使い続けているアジアンなショルダーの長寿に驚きますが。)
 そんななか、趣味というのはその鞄も変化させてしまうのだなと、特にカメラはそうせざるを得ないのだなと、そんなふうに思うのです。だから、確かに子供の頃から鞄を選ぶのが好きではありましたが、けっこうな数を買うようになったのはカメラを始めてからの方が圧倒的に多いのです。それはまた、手に入れて使う楽しみを与えてくれます。大したオシャレでもないんですが、それこそ衣服を選び組み合わせる楽しみにも通じてきます。だから、そこまでオシャレじゃない私も、オシャレしても似合わない私も、高級な衣服を着たとしても、多分スーパーのどこか隅っこに半額の値札がはられているようなシャツにしか見られないという商品にとって残念なことをしでかす私も、衣服だとサイズに困る私も…ってしつこいのですが…せっかく買うのだったらオシャレな方がいいわけです。だからこそ機能性とのせめぎ合いが面白いですし、機能性とデザインが高バランスだとコスパが低くなるという世の常を痛感、そして楽しんでいるわけです。カメラを始めたなかで、もうひとつ別の楽しみをもらったようなものですね。
 さて、いつか、今度はこれがいいな、と思った鞄を紹介したいと思います。ここでもまた使い勝手やデザインとのせめぎ合いが書かれることでしょう。誰も期待してないだろうけれど、乞う、ご期待。





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