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逆境について考えてみた



私は恵まれた家庭環境に生まれたわけではありません。しかし、自分の子供時代を振り返ってみると、それほど不幸で不憫だったとは思いません。今から20年ほど前、大人の目線で過去を振り返ると、当時の自分はそうはいっても苦学生でした。高校生の頃から自分の夕飯を賄っていたことを思うと。しかし、その頃の逆境が、自分を形作り、成長させてくれたと思います。

大人になってから考えると、当時の自分は何も思い通りにはならない存在でした。逆境といえば確かにそうだったと思います。それでもその当時は、逆境だとは全く感じていなかったように思います。それどころか、自由だと感じていた節もあったと思います。早く大学へ行って親元を離れることで好きなことをして生きていく、より自由な生活を手にいれることに期待していました。
大人の視点で振り返ってみると、自分自身を正確に理解するようなことも、客観的に気づきを与えてくれるような大人の意見に触れるような機会も、出来事も、ほとんどなかったように思います。あの頃の私には選択を広げるための金銭的な余裕もなかったし、勉強の重要性も教えてくれる人はいませんでした。
今の私が当時の自分を客観的に振り返ってもっと早く、もっと多くのことを学んでいれば、と思うことがあります。
そんなとき、私が出会った本の中で、特に印象的な一冊があります。それを紹介したいと思います。


この本は、親の視点から仕事選びに悩む若者に向けて書かれたものです。その内容はどんな人にも共感を呼び起こすもので、自己認識と社会への理解の大切さをわかりやすく説明しています。
自己理解や逆境の克服といった具体的な方法について綴られています。著者はマーケティング的な手法を駆使し、自己理解を高め、逆境に立ち向かうための考え方を示してくれます

私自身、20年前の自分にはこのような視点が欠けていたと感じます。当時、逆境に遭遇すると避けて通りたくなるような気持ちが強かったかもしれません。しかし、今では逆境を前向きに受け止め、克服策を模索できるように成長しました。この本を、逆境を乗り越えるための参考書として、多くの人にお勧めしたいと思います。

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