食うために釣るか、飼うために釣るか、つまり人は何のために釣るのか
釣り人は釣果を求める。
その理由は食べるため、引きを味わうためなど色々あるが、大抵の人間は食べるためだろう。
妻への口実として晩飯の確保を謳っているお父さんも多いことであろう。
だが、食べないし、リリースもしない人間がいる。
飼うために釣る人間もある程度存在しているのである。
自分もその中の1人。
食べる魚、飼う魚と分けて釣りをする。
自分の場合とりあえず釣りに出掛けて釣れたものをカテゴライズしている。
勿論狙って釣りに行く場合もあるけれど。
逆に私が食用と考えている魚が人によっては飼育対象となる場合もあるかもしれないが私のケースを紹介したい。
まずはコノシロである。
飼育者は恐らく限られるだろう。
私はこの魚を食べる魚としてカテゴライズしている。
次にイシガキダイ
私は食べる魚とカテゴライズしている。
刺身はかなりの美味。
引きを楽しむゲームフィッシュとしても優秀。
恐らく飼育者もある程度いると思われるこの魚。
人に懐く上、魚なのに発達したクチバシを待ち、熱帯魚のダトニオを思わせるフォルム。
鑑賞価値はかなり高いと思う。
日本のその辺の磯や堤防にこの見た目をした魚がいると考えるとワクワクしないだろうか。
次に死滅回遊魚(季節来遊魚)のサザナミフグ
どのみち食べれないのだが、飼育用としてカテゴライズしている。
丈夫、餌外が良いとかなりペット向きである。
最終的なサイズを無視すれば良き相棒になるのではないだろうか。
次に食べれるし、飼える魚としてカゴカキダイ。
私は食べたことはないが、美味いらしい。
因みに飼育もしやすい。
こんな感じで釣りをしている。
外道だから残念ではなく、飼育対象としてみたら外道ではなくなるのである。
昔熱帯魚(淡水)をやっていた身からすると、近場で多種多様な魚を採集できるという喜びを常に感じている。
最近は技術の発展により海水魚の飼育も比較的簡単にできるようになっている。
現役のアクアリストや元アクアリストにはぜひお勧めしたい。
自分で釣り上げた魚、釣果を飼うというのは中々に面白い。
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