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エンジニア向け逆求人イベントに沢山参加したので、それぞれのイベントの評価を書いてみる

エンジニア向け逆求人イベントに沢山参加したので、それぞれのイベントの評価を書いてみる

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 現在、人材不足などの要因からエンジニアの市場価値は非常に高いといえます。それに伴い、エンジニア採用を希望する新卒の就職活動にも変化をきたしております。逆求人採用、GitHub採用、スカウト、企業主催コンペやハッカソンなど、企業側は多様なアプローチによって、将来的に戦力になりうるエンジニアの獲得を目指しています。今回はその中でもエンジニア向けの逆求人イベントに今後参加したいという人に向けに、21卒エンジニアとして今後の参考のために、記事を書きたいと思います。

今回私が参加し評価を行ったのは以下のイベントです。いくつかのイベントは複数回参加し、このほかの面談イベントにも参加していますが1 on 1形式で十分な時間、現役エンジニアも同席する形のイベントのみ評価を行っています。

・1on1面談 ( サポーターズ )

・逆求人フェスティバル ( ジースタイラス )

・AI キャリアドラフト ( LabBase )

・codesprint meetup ( athletics ) 

さっさとイベントについて知りたい人は「逆求人イベントごとの評価や感想」まで飛ばしてください。

エンジニア向け逆求人イベントとは

 新卒採用活動では初めのアクションは学生側からというのが一般的です。説明会への参加、就職支援室での相談、マイナビ・リクナビでの情報収集など企業を知るきっかけの起点は学生の何らかのアクションである場合がほとんどです。しかしエンジニア界隈での就職活動では、企業側から学生のプロフィールを閲覧し、よいと思った学生にコンタクトを行うといった企業側が起点となる採用活動は当たり前のように行われています。企業側がアクションの起点となるような採用方式の一つが逆求人イベント(面談会)です。

エンジニア向けの逆求人イベントの流れは、主催元にもよりますが、以下のような流れを踏襲する場合がほとんどです。

・企業側会社説明(1社につき数分程度)

・学生側自己紹介(全体に向けて1分以下)

・面談希望調査

・面談(6~8ターム程度)

・懇親会

・フィードバック

 企業・学生の紹介をお互いに行った後、お互いに面談を行ってみたい学生、企業について主催者側に希望を出し、それをもとにマッチングを行い、面談という形で20分程度、自己紹介、企業側の紹介、使っている技術、研究分野、採用情報、社風や働き方など、自由な話題で話し合いを行っていきます。

 企業側、学生側すべてが希望通りに面談ができるわけではありませんが、学生一人あたり6~8社程度と面談を行うことで、合説などより深い情報を知ることができます。

以下逆求人イベント参加のメリットとデメリットをまとめたいと思います。

参加のメリット

・参加企業は優良企業や有名企業が多い

結構名の知れた企業や、tech界隈で成長しているベンチャー企業も多く参加しています。少なくともこれはやばいと思う企業には(ほぼ)遭遇しませんでした。AWSやgoogle、任天堂などの参加もまれにあります。

・選考スキップにつながる

企業側がマッチしていると感じた場合、選考スキップなどができる場合は多いです。私も実際数回ありました。これは憶測も含まれていますが、通常応募での選考初期段階でも贔屓してもらえていた気がします。

・エンジニアの生の声が聴ける

企業側は人事+エンジニアというパターンが多いです。エンジニアは割と採用とは関係のないギークな話が出来たり、内部での開発について聞くことができます。

・面接練習になる

企業との面談は間違いなく面接の練習になります。個人的には就職支援室などで教員相手に面接練習するよりも、有意義だと思います。

・交通費が出る

イベントにもよりますが、新幹線の代金を基準に地域ごとに一律支給というパターンが多いです。私は高速バスで行ったり、イベントを密集させたりして収支的にはややプラスでした。やらしい話ですが、地方学生としては重要です

・優秀な学生が多い

学生側も何かと優秀です。書類選考や技術テストによってフィルターがあるのもありますが、単純にこういうところに自ら参加する学生は優秀なタイプが多いです。懇親会で仲良くなれるのもメリットです。

参加のデメリット

・時間がかかる

なんだかんだ言って時間がかかります。イベントによっては10時間くらいかかったりするので、移動時間も考えると丸一日きれいにつぶれる

・あってない企業ともマッチングする

どちらかというと企業側のマッチング希望が優先されている気がします。またこれはメリットかもしれませんが面談中に、お互いにこれは合ってないねという結論が導き出されることもたまにあります。

・会話が持たない

15分くらいは学生側の質問によって会話を成立させなくてはいけません。面接とは質問側が逆です。お互いマッチしていないことを悟っていたり、質問回答が毎回1ターンしか続かないとかなりつらいです。

・学生によっては時間が余る

私のような大したことのない学生はすべてのタームに企業との面談が入るわけではありません。

・懇親会が大体ピザ

飽きました・・・

逆求人イベントごとの評価や感想

1on1面談 ( サポーターズ )

おすすめ度 : ★★★★☆

フィードバック : 無

交通費支給 : 地域ごと定額 新幹線・飛行機を使える金額

選考 : 書類選考 ( 参加動機など )

コメント : 

 一回の参加企業数、学生数などは非常に多いイベント。開催も定期的に行われており参加しやすい。会場はきれいで弁当もおいしい。8ターム程度開催が多いが、最低でも半分は面談できるが全て使命が入るのはまれ。書類選考はたまに落ちる人もいる程度で、一度通れば毎回同じ内容なので参加企業に合わせて少し書き換える程度でよい。参加企業は業界ではそこそこ名の知れた中堅企業が多いが大企業も参加している。ウェブ系やネットワークなど各回ごとにテーマがある。ただ毎回参加している企業もあったりするので3回くらい参加すれば十分だとは思っている。懇親会が豪華で、面談できなかった企業ともお話しできたりするし、学生とも話しやすい。また逆求人以外のイベントも多い。

初めてでも参加しやすく、希望者にはキャリアアドバイザーによるサポートもつく。

逆求人フェスティバル ( ジースタイラス )

おすすめ度 : ★★★☆☆

フィードバック : 有 後日ウェブにて各企業からのコメントや評価項目ごとの得点が見れる

交通費支給 : 大学ごと定額 新幹線代の7割程度

選考 : 主催元のキャリアアドバイザーとの面談

コメント : 

 フィードバックが非常に丁寧。ほかのイベントと比べるとやや形式的でたんぱくな進行だという印象を受ける。名刺交換から始まり、企業との面談がない時間には学生同士の情報交換が1対1で組まれる。お昼時間に弁当はないが自由に食べに行ける。企業側が誘う形のランチも推奨している。ホテルなどの貸会議室を使用して各地域で行っており、近い地域のイベントに参加したり、少し遠いところに参加して旅行をするということも可能。懇親会はなくマッチングしなかった企業と交流する機会はほぼない。またプレミアムイベントなど参加の難易度が高いイベントもある。

はじめての参加にはお勧めしないが、少し慣れたら気楽でよいと思う。

AI キャリアドラフト ( LabBase )

おすすめ度 : ★★★★★

フィードバック : 無

交通費支給 : 領収書を提出するとその金額を支給(上限あり)

選考 : Labbaseのプロフィール(研究内容 etc...)をもとに選抜

コメント : 

 Labbaseという研究を主体にしたスカウトサイトが開催しているイベント。参加の倍率は高そうではあるが、ほかのイベントではあまり見ない一流企業が参加している。研究内容をもとにしたプロフィールを見て選考しているためか、参加学生の優秀さは正直トップクラス。プロフィールを書いていれば選考にかけるコストがかからないのもよい。各回ごとにAI、機電などテーマが定められており、それに合わせた企業・エンジニアがアサインされ、学生側もテーマについて研究している学生が参加するためミスマッチはほぼ起こらない。懇談会も行われる。参加企業、学生数は少ないためマッチングは行われず、ほぼ総当たりで面談でき、短時間で有意義な時間を過ごすことができる。改善点を上げるとすればフィードバックやアフターフォローが貧弱、開催数が少ないといった点が挙げられる。しかし企業、学生が同じ点についてフォーカスして議論できる非常におすすめできるイベント。

codesprint meetup ( athletics ) 

おすすめ度 : ★★★★☆

フィードバック : 有

交通費支給 : 領収書を提出するとその金額を支給

選考 : コーディングテスト

コメント : 

 コーディングテストや、コンペ、コードを書いてオファーをもらうなど、プログラミングから就活を進めるためのサービスを多数運用しているathleticsが開催しているイベントだけあって、コーディングテストによる選考がある。コーディングテスト自体はそこそこ難しいが、合格基準点は低く、学部1・2年レベルのプログラミング能力があれば十分に突破可能。面談後のフィードバックが充実。参加企業はベンチャーや中小だが優良企業が多く、ある意味穴場企業探しに向いているかもしれない。主催者は元々500万以上のオファーがもらえるオンラインイベントなどを行っているためか提示される年収も(大企業と比べても)非常に高い企業が多かった。また、たまたまかもしれないが、年収額の概算をある程度提示したうえで、話を進めてくれる企業が多かった印象。面談した企業への応募のための橋渡しなどもほかのイベントと比べ充実しており、より選考につながりやすい。ただしイベント自体は一般的な逆求人イベントとほぼ同じ流れ。

まとめ

 逆求人イベントは選考の就活段階(8月~1月)に参加するイベントとしては非常におすすめです。万が一失敗してもダメージはない、交通費はもらえる、面接の練習になる、技術的な話を現場のエンジニアとできるなど、メリットが非常に大きいです。22卒以降のエンジニア志望の学生、地方から就活を行わなくてはならな学生はぜひ旅行がてらでもよいので参加してみると、面談をした企業を受けないとしても良い経験になるかと思います。

 私は逆求人イベントもあって、非常に楽しい就活でした。これから就活をするみなさんもぜひ楽しめるような就活を自分で見つけてください。


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