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35冊の自己啓発本を読んで気づいたこと

 ここでいう自己啓発本とは著者の経験から悩める人にアドバイスをしたり、ノウハウを披露する本です

 僕がこれまで書評をしてきた35冊の総決算的な記事になっているので良かったらご覧ください。 

思ったより役に立たない、行動しなければ

 初めて読んだ自己啓発本はもう思い出せませんが中学校3年の時だったかなと思います。受験に向けて周りが勉強するなか、自分はより一層頑張ろうとも思わず、今までどうりの勉強しかしてなかったため、相対的に順位が下がっていきました。

 なんとかせんとなー、と思い勉強に集中すれば良かったのかも知れませんが、もっと効率の良い方法を、何かヒントを、と古本屋さんに駆け込みました。そこで見つけたのはノートのノウハウ系の本だったと思います。

手に取って何か凄そうな感じがする、そして中を見ると自分では思いもしなかったテクニックが詰まっている、これは買うしかないとさっそく購入。

 書かれていた内容を試しましたが、十分な効果があったかと聞かれれば昔の自分ならないと答えました。なぜなら僕はその後もノウハウ本を買い続けたからです。本当に効果のある本が1冊でもあれば自分の成績が良くなり、別のノウハウ本に頼ることもなくなっただろうと思います。

 今の自分なら、何サボってんだよ、まだ効果がわからないじゃないか、と答えるつもりです。テクニックを使うことに満足して、ひどいときには知っただけで何もしないなんてザラにあります。お金の無駄遣いをしたかったのかと。

 本を無駄にしないためには行動することが必要不可欠です。中には実践が難しい本もあると思いますが、人間にだけ与えられた想像力を働かせて行動に移していきたいですね。

著者について詳しくなれる

 たくさん読むまで気づかなかったことなんですが、自己啓発本は著者自身を知るのにけっこう向いてます。なぜなら、その人の経験や価値観をベースに書いてあるから。

 歴史的な偉人の伝記から学べることはありますが最近の尊敬されるような人物は伝記になっていません。代わりにその人が書いた本を読むことで人となりがわかることもあります。

 ホリエモンのゼロなんかは特に面白くて、大学の同期とヒッチハイクをして人に話しかける勇気を育てたり、刑務所の中でもメルマガを投稿したりと波乱万丈さが本人の言葉でよく伝わってきました。

 自分と同じ時代を自分と全く違った生き方をしている人たちの話は読んでて良い刺激を受けられます。普通に生きていれば自分のものの見方は自然と偏っていきます、様々な視点を得られるのも読書のメリットと言えますね。

読書で成長するには

 本に限らず、この世の中は役に立つ情報が溢れかえっています。それを取捨選択する力も必要ですが、一番大事だと思うのは行動に移していくことです。YouTubeの動画でもnoteの投稿でもこれはいいと感じたら実践するといいです。みなさんはなにか新しく学んだことはありますか?早速試してみましょう!

読んでいただきありがとうございます!

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