雲がほどける
天気がいい。道の向こうに雲がいくつか浮かぶ。その後ろにはのびのびと冬の山が広がる。
暖冬とは言っても、さすがに冬らしい景色だ。
山眠る。全体的にグレーのような茶色のような。スカスカの表面から白い雪が見える。
遠くの山の手前に見える、雲の端がほろほろと崩れている。ああ、あそこ雪が降ってるね、と運転席の夫に言う。
雨や雪が降るとカーテンみたいになって、雲がほぐれたようになるのが好きだ。ほつれてるね、と言ったりもする。
どこかで読んだと思ったのだけど、特にそう言う日本語の表現があるわけではないらしい。
なんだ、わかりやすい言い方だと思ってるんだけどな。
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