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自分に帽子は似合わない、と思っている方へ

帽子専門店で販売員をしていた頃、「帽子が似合わない」とおしゃるお客様に何人も出会いました。

そのお気持ちよくわかります!私の場合、似合わないと思っていたのは帽子ではなくメガネでした。

メガネにほのかな憧れがあったものの、いざかけてみると全然似合わない!

「私にはメガネが似合わない」と思っていました。



しかし、45歳頃から老眼が本格的に始まり、視力調整も兼ねて、寝るときとお風呂に入るとき以外は、メガネをかける生活になってしまいました。

大げさに聞こえるかもしれませんが、メガネが似合わないのに一生かけなければならないなんて、、、と愕然としました。

その反面、メガネに憧れている自分もいたので、ちょっとワクワクもしていました。



メガネ人生がスタートした当初は、自分の顔に違和感を感じました。周りの反応が気になり、照れくさかったです。

でも、メガネをかけた自分の顔を毎日見ていると、次第に慣れてきました。

今では、メガネがない自分の顔に物足りなさを感じるようになり、メガネはすっかり顔の一部になりました。

45年目に知った「メガネをかける」という新しい世界、新しい自分!

次はどんなメガネを選ぼうかな?なんてワクワクして、人生の楽しみが増えました。


実は、帽子も私のメガネの体験と同じです。

似合う似合わないと思い込んでしまうのではなく、私がメガネをかける自分に慣れたように、帽子をかぶることに慣れてしまえばいいのですす。

似合わないと思うのは、帽子をかぶった自分を見慣れていないだけだったりします。

ですから、帽子が似合わないとおっしゃるお客様には、「お鏡の前でいろんな帽子をどんどんお試し下さいね!」「しばらくかぶられてると見慣れて馴染んできますよ。」とお伝えしていました。


では、お店で気にいった帽子が見つかったのにサイズが合わない、こんな場合はどうしたらいいでしょうか?

サイズが合わない帽子を無理に購入してしまうと、結局かぶらなくなってしまい、タンスの中で眠ったままにもなりかねません。

お店でサイズをはかれたらいいですよね。

その場合、帽子をかぶって人差し指を一本いれた位が、かぶっても違和感がないジャストサイズの目安です。


もし、帽子が大きかったら?

帽子によっては、サイズ調整可能なサイズリボンがついている場合もあります。お店の人に聞いてみてくださいね。

サイズ調整できない帽子を小さくしたい場合は、頭周りについてるサイズリボンと帽子の内側の間に、厚みのあるフェルトのテープを入れてくれたりするお店もあります。

テープがお店になかったら、フェルトをテープ状にしたものか、薄くしたスポンジなどをサイズリボンと帽子の内側の間に、挟むことでサイズを小さくできます。


帽子が似合わないと思っている方は、まずはジャストサイズの帽子を見つけて、帽子に慣れることから始めてみてください。

それから、帽子がある生活、帽子で出会う新しい自分を楽しんでいただきたいと思います!

最後までお読みくださりありがとうございました😊



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