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製薬企業向けコンサルティング事業

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医療現場×データサイエンスで課題を浮き彫りに【関連サイト】治療・処方実態の分析情報を無料で閲覧 Patient Visualizer https://pv.eucalia.jp… もっと読む
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2023年6月の記事一覧

【ウェビナー】医師に行動変容をもたらすためのコミュニケーション方法とは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 製薬企業の営業活動における医師とのコミュニケーションでの“すれ違い”を解消し、いかに行動変容に繋げるかというテーマを「行動経済学」の観点から紐解くウェビナーを、この分野で著作も出版されている第一人者、関西ろうさい病院の堀 謙輔先生を講師にお招きし、開催いたします。 お申込みは以下のzoomウェビナー登録URLよりお願いいたします。 【ご注意】前編・後編それぞれにお申込みが必要です。 なお、本ウェビナー

心不全の国内患者数規模の推移、疾患の特徴、治療・処方の発展

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 5月30日に開催した弊社イベント、シンポジウム「心不全治療実態把握の最新アプローチ」の中で順天堂大学 医学部 循環器内科学講座 准教授の末永先生にご講演いただいた貴重なお話を、動画とともにお送りします。 講演の概要本noteでは、先生のお話を以下の全3回に分けてお送りします。 Part1 日本における心不全患者の概況と治療方法の発展 Part2 心不全治療の臨床現場における処方の実態~理想と現実の

製薬企業が医師とより良いコミュニケーションを取るために有効な「行動経済学」

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 前回の第1話では、医療における「行動経済学」に私が出会った経緯と、それが「製薬企業の方」と「医師」の間でのコミュニケーションの改善にも応用可能なのではないか?という考えをお示ししました。 第1話はこちら 今回の第2話では、具体的な例を挙げながら、コミュニケーション改善のためにできることを考察していきたいと思います。 ①製薬企業の方と医師のコミュニケーションを阻害しているものは何かコミュニケーション

製薬企業が「行動経済学」を学ぶメリットとは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 なぜ、あの人は私の言うことを分かってくれないのか? なぜ、口では「分かった」と言ってもその通りに行動してくれないのか? なぜ、明らかに効果の高い当社の薬ではなく他社の薬を使うのだろうか? 製薬企業の方であれば、業務上の医師との面談の場面で、そんなことを感じたことがあるのではないでしょうか? 医療における「行動経済学」とは?最近私は、ある先生の書いた、医療の「行動経済学」に関する本を読む機会があり

高カリウム血症に関する独自分析を学会発表

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 学会発表当日の様子6月9日金曜日、パシフィコ横浜で開催された第66回 日本腎臓学会学術総会にて、高カリウム血症をテーマとし、独自の電子カルテデータベースに基づいた分析結果を披露するポスター発表を行いました。 当事業部で主にデータ分析・リサーチ業務を担う田中が行ったプレゼンテーションには、20名ほどの先生や製薬企業関係者が集まり、賑わいを見せておりました。 発表後は、参加者の方より このテーマに取り

6月27日(火)電子カルテデータ分析事例展示会をグランフロント大阪で開催します!

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 この度、弊社の電子カルテデータを用いた分析事例の展示会を大阪にて開催いたします。 同内容の展示を、5月30日に東京で開催した弊社主催シンポジウムの第2部の企画として行いましたが、実臨床でのリアルな治療や処方の実態が見える内容に来場者の方も大いに関心を寄せられ、会場の閉館時間間際まで弊社員との間で活発な質疑やディスカッションが行われておりました。 今回は、その際の内容に、更に4点の追加展示を加えて開催

製薬企業・アカデミア関係者多数来場 KOLの講演・データ分析展示などに関心

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 5月30日、東京大学 伊藤謝恩ホールにて、弊社主催イベント シンポジウム「心不全治療実態把握の最新アプローチ」を開催いたしました。 ①基調講演「心不全の”リアルワールドデータ”はどこにあるのか」 基調講演では、順天堂大学 医学部 循環器内科学講座 准教授の末永 祐哉先生より、心不全患者を取り巻く状況の変化、治療法の進歩などにつき、臨床医・研究者としてのさまざまな観点での考察が展開されました。  また、

電子カルテの「医師所見」から見えること

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 電子カルテの実症例を元にした、医師のA先生による 「MRが医師の考え方を理解するためのポイント」の解説、 第6話です。 先生の略歴を含む第1話はこちらです ↓↓↓ 「医師所見」から、患者の事情や生活習慣に対応した治療選択を知る医師のAです。今回もよろしくお願いします。 ユカリアさんの「ユカリアデータレイク」では電子カルテの「医師所見」を見ることができます。 医師所見はその患者の治療上で特に重要と考える情報を診