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ずる

嘘とごまかしの行動経済学

参考図書の参考図書から、さらに導かれて
この本に到達しました。

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自分の浅学ゆえ、なかなか公私ともに
活かせる内容は多くはなかったが、
示唆に富む書籍でした。

外的シグナリングと自己シグナリングの
くだりは非常に興味深く、
なぜ、身なりは人を創るという諺があるのか
分かったような気がする。

面白いのは(面白がってはいけないが)、
大学の期末試験の一週間前と、論文の締切直前に、学生の1割が誰か(大抵は祖母)が
亡くなり、締切の延長を求めるというもの。

ある研究者のデータでは、
祖母の亡くなる確率は、
中間試験の前は10倍、
期末試験の前は19倍にも跳ね上がり、
さらに成績の悪い落第寸前の学生は、
そうでない学生に比べて、祖母を亡くす確率が
50倍も高かったそうだ。

これが何を意味するかは本文に譲るが、
大変になると簡単には道徳心は薄れる
ということなのだろうね。

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残念ながら、個人的には文体や言い回しなど
ちょっと苦手で、スッと頭に入って来ない部分もありました。
まだまだ自分の吸収力が足りないのだと、
思う。

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