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すべてを研ぎ澄まして。(しっぱいから学んだこと)

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この絵は3月8日からの展示に出すやつ。一番のお気に入りかもしれない。
部屋のカーテンの配色と似ているのだ。笑

今回の作品たちは、「金色を必ずどこかに使う」という共通点をつくろうと思って描きすすめてきたのだけれど、昨日、その「金色しばり」が仇となって絵を一枚台無しにしてしまった。
金色を入れる前、「このままで充分、いいなぁ」と感じていた。
でも金色を入れるって決めてたから、とにかく入れてみた。
金色の絵の具をのせればのせる程、なんだか汚くなっていった。
金色が汚い!?
そんなばかな〜
でもほんとうにどんどんひどい絵になっていった。
それまでの良さが、台無しに。

自分で決めたことを律儀に守ろうとして、絵の個性や良さをつぶしてしまった。

なんか、人間生活でもこういうこと、あるなぁ〜って思いました。
設定はいつでも変えていいんだよなぁ〜
こうした方が見栄えがいいとかじゃなくて、無理がなく自然なのが一番素敵だよなぁ〜

絵を描いていると毎瞬が勝負です。
勝負っつーか…「違う」ことしちゃうと絵が生まれないんですよね。
だから、絵を描いていないときも、同じなんだと思います。

すべてを研ぎ澄まして、でも軽く、遊ぶように。

絵を描くときも、そうでないときも、そうありたいとあらためて思いました。

💫🛸ほよよ〜🛸💫