見出し画像

vol.19 放浪のその後。ニューバージョンの私。 《新婚妻、放浪の旅に出る。》

それで東京の自宅に帰りましたらば、それまでの放浪がまるでなかったことのように、普通〜に、主婦の生活に戻りました。洗濯をしたり、掃除をしたり。
夫とも、最初は多少ぎこちなかったですけれど、違和感なくコミュニケーションをとって共に生活するようになりました。
夫と口をきけない、目が見れない…とか言って苦しんでいたのは一体なんだったんだ!と思いましたが、なにかが終わって、切り替わったんでしょうねぇ。

夫や、Yや、色々な他人のエネルギーに同調しすぎて一旦自分がわからなくなった後、また自分自身に戻ってきて。
ニューバージョンの私になった。
らせん階段を昇るように、一周して同じところに戻ってきたように見えて、少しずつ高みへ昇っている。

今、これを書いているのは2019年7月。放浪からちょうど1年です。
「あの日々はいったい、なんだったんだろうな〜」
と、今でも思います。
すべてが「そうせずにはいられなかった」日々で、色々なことが濃密に詰まりすぎていて、ファンタジーのようでした。
こうして1年かけてゆっくり振り返り、文章にしてみて、わかったこともあるし、よくわからないこともあります。

ただ、めっちゃ面白かったなー!って思っていることだけは、確かです。笑
放浪の体験も、それを後からこうして文章化したことも。
だから、まあ、よかったです。笑 ふふふ

ちなみに、「他に同調して自分自身からズレて苦しくなり、激しく一人になりたくなる」現象は今もあって、近所のビジネスホテルに数日プチ家出事件、というのが先日ありました。笑

これはもうしばらく、私の大きなテーマのひとつになりそうです。

自分自身にセンタリングする
自分軸で生きる
自分を知る

言い方は色々あると思いますが、そんなようなことです。
つーか人生それ以外にやることあるのか?
と、最近は思っています。
一生、自分を観察して研究して、それが一番楽しいもんなぁ。







《新婚妻、放浪の旅に出る。》シリーズは、これにて完結です。
読んでくださって、ありがとうございます!
よろしければ、サポートしていただいたり、記事をシェアしていただいたり、感想を送っていただけたりすると、とても嬉しいです☆

文章を書くことはライフワークと感じていますので、これからもなにかしら書いていきます。また読んでくださいね〜☆🐬

💫🛸ほよよ〜🛸💫