推しの背中から学んだこと③～漫画「ガラスの仮面」より～
推しの背中から学んだシリーズ第三弾。
第二弾はこちら。
次はやっぱりこの方。
姫川亜弓（ガラスの仮面 美内すずえ）
亜弓さんといえば、北島マヤの宿命のライバル。
演技の天才で父親は映画監督、母親は大女優というサラブレット。
お嬢様育ちで美貌も才能も手に入れているのでやっかまれる。
小さな頃からどんなに努力して結果を出しても「どうせ親の七光りでしょ」と陰口を叩かれ、１人でこっそり涙する（ばあやは知っているけど）
そんな孤高のヒロイン。それが亜弓さんだ。
私はマヤより亜弓さん派なのでマヤが恋にうつつを抜かしながらも天才的演技を見せて亜弓さんを凹ませたりすると「もう譲ってあげてよ、紅天女」と思ったりするが、亜弓さんは違う。
そういうんじゃなくてライバルには正々堂々と打ち勝ちたいと言うのだ。
一度だけ梅の谷で「あの子がいなくなればいい！」と魔が差したことがあるが、それもちゃんとマヤに告白してケンカして仲直りをする。
そんな心のきれいな亜弓さんを応援し続けている（が、待てど暮せど次の巻が出ない・・）
亜弓さんのかっこいいシーンはたくさんあるが、一番スカッとするのは「カーミラの肖像」だろう。
マヤが大河ドラマとかCMとかに出て日本中からいきなり注目されている時に、付き人として入り込んできた乙部のりえが卑怯な手を使ってスターの座から引きずり下ろした。
恋も仕事も失い呆然自失、芸能界からも追放されてもう演劇をやめるところまでマヤが追い詰められた時、我らが亜弓さんは「カーミラの肖像」で乙部のりえと共演できるように画策し、舞台上でボコボコにするのだ！
「ガラスの仮面」17巻より
「ガラスの仮面」17巻より
「ガラスの仮面」17巻より
「ガラスの仮面」17巻より
ライバルとは正々堂々と戦いたい。
レベルの違いを演技で見せつけて乙部のりえをへなへな・・・とさせる亜弓さんは本当にかっこよかった。
そういえばこのシーンを見て誰かに似てるなーと思って考えたらこの人だった。
「エースをねらえ！」2巻より
試合中緊張のあまりうまくプレイができないひろみに心ない野次を飛ばす外野に向かって一喝し、ひろみにも愛のある喝を入れる。
現役JKなのに夫人と呼ばれるお蝶夫人こと竜崎麗香様だ（ひろみよりお蝶夫人派です）。
どちらも気高くて凛としていてかっこいい！
弱いところはなかなか人に見せられないストイックで頑張りやさんで意地っ張りな亜弓さん（とお蝶夫人）だけど、本当はもう少し人に甘えられると自分が楽だよね。
カメラマンのハミルとは恋に落ちそうな雰囲気だから、ハミルには弱音を吐いて甘えてほしい。
もちろん１人でもかっこよく生きていけると思うけど、支えてくれる誰かってやっぱり必要だと思うしそういう人と出会えたら絶対に手を離しちゃいけないと思う。
孤高のヒロイン亜弓さんをみて改めてそう思った。
ガラスの仮面であれば真澄様一択。
桜小路くんはなんか違う。
里見茂はもっと違う。
聖さんは大人の男って感じがするけど出番が少ないから選択肢から省きました。
とりあえず早く次の巻をお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？