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アジサイを見ると

梅雨どきの楽しみといえば、アジサイの花。どんよりした雨の日でもアジサイの咲いている景色は涼しげに見えます。アジサイの種類は豊富で、開花期間も長い。なにより雨に負けない咲っぷりが好ましい。

アジサイは植っている土の性質で色が変わる植物です。酸性度の強い日本の土壌では、ブルーのアジサイがほとんど。ピンク色にするには、石灰などを土にまぜるようです。アジサイ寺とか色の管理をするのが大変そうですね。最近は白いアジサイもよく見かけます。なんだかオシャレな感じがします。個人的にはブルーが好き。中でもアジサイの基本形と言われているガクアジサイは、ブルーのグラデーションがひときわ綺麗!。

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さて、アジサイは実家の庭にも生えておりまして、子供の頃にアジサイ挿木ブームがありました。枝を切って土に刺すだけで、もう簡単に根っこが出てくれるので、面白かったのです。それきっかけで、植物を増殖させるのが楽しくなって、アレコレ土に差してたんですよね。そのために発根促進剤という代物を買い求めた記憶があります。ミネラルやアミノ酸、植物ホルモンなどが配合された薬剤で、切り口に塗って使います。「子供が欲しがる物じゃなぇな‥‥」と今になって思いますw。

そのせいか、いまだにアジサイを見ると「挿木してみようかな?」なんて思いが頭をよぎる。しかし、根っこが生えたからといって、花を咲かせる株にちゃんと育てるには、それなりに手間暇かけねばならん訳でして‥‥。
しばらくは、よそで元気に育っているアジサイを眺めているだけで、満足しておこうと思います。直植えで大きく育ったアジサイがアジサイらしいとも思うのですよ。私は庭を持っておりませんので(笑。



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