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中谷美紀さんのオーストリア滞在記は、気づき、癒し、そして共感の内容だった!

ある日偶然、中谷美紀さんがフランス語でスピーチをしているYouTube を見つけて目が釘付け!美しい発音で紙も見ないで、長い文章を女優さん独特のニュアンスを醸し出しながら、それはそれは素晴らしかったのです。何者さま?と思っていた矢先に見つけたこの本を読んで納得。20代の頃は、パリにアパルトマンを持っていて日本と往復していたとか。なるほど〜です。


この本は、彼女が運命の悪戯でウィーンフィルのヴィオラ奏者と結婚して、コロナ禍でのオーストリアの生活を綴ったもので、日記形式になっており、かなり興味深い!


毎朝のルーティンは、ベルリッツのオンラインドイツ語講座。しかし、英語も達者とのことで、どうも語学学習能力に長けている方のよう。


毎日最後には、作った夕食メニューとBGM(ほとんどクラシック)で何を聞いたかが記載されているが、料理もかなりの腕前。またまた一体何者さま?と調べてしまったら、赤堀料理学園に通っていたとか。作る料理やお菓子はヘルシー。というのは彼女は白い穀物や砂糖を取ると急に血糖値が上がってしまう病気とかで、ちょっと普通の人と異なる食生活を送っている、が、割に食べてみたい、と思わせる素材が並んでいる。ある日のおやつは、パフキヌア、麻の実、ひまわりの種、蕎麦粉、チョコチップを使ったクッキーを作るし、ある日のディナーは、マヌカハニーとDijonマスタード、ホワイトバルサミコ、オリーブオイル、鮎の魚醤、ブラックペッパーのドレッシングで洋梨とマーシュとミニトマト、と思わず再現したくなるメニュー。凝ってるなぁ💦


あちらは、さまざまなアレルギー対応の食材がスーパーで買えるそうで、その方面は進んでいますね。
そして、環境保護意識も高い。私もこれはヨーロッパ訪れるたびに思いますが、日々の暮らしの中で経済的な豊かさよりも環境を配慮して不便でも多少高くてもそちらを選ぶという意識が高いです。


普段は、モーツァルト生誕地ザルツブルグに住んでいるが、ご主人の仕事のためにウィーンにもアパルトマンがあり、私も大好きなブーランジュリー、Joseph Brotがよく出てきます。


いつもなら、11月の終わりはウィーンのクリスマス市を訪れていますが、コロナでずっとご無沙汰。
そんなオーストリアを懐かしんで読んでいます。たまに出てくるヨーロッパあるある話には大共感❣️
気づきと癒しと共感の一冊です〜!

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付箋は、レシピをパクろうとしているページです。笑。

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