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完成度が素晴らしいフレンチエスプリのお菓子。これからのテイスト。

元ル・コルドン・ブル―の製菓教授を務めていたPatrick Lemesleパトリック・ルメル氏が今年9月20日にオープンさせた、神楽坂アグネスホテルのパティスリー、Le Coin Vertル・コワンヴェールを訪ねた。


彼とはもう何年も前からの知り合いだけど、神戸校などにも勤務していので、会うのは久しぶり。お店はホテルと離れたところにあるが、ショーケースに並ぶ生菓子の完成度が実に素晴らしい!

何がお勧めなの?と聞くと即座に返ってきた。Paris-Brest! 2年間研究したと言う。他には?このバナナとパッションフルーツのDulcy Bananeもドゥルセ・バナナも美味しいゼ!

私が注目したのは、卵のお菓子、フラン!やっぱりここはフランス人だね。フランスではフランは国民的お菓子。今また再燃焼していて、雑誌でも数店のフランを並べて紹介したりしている。でもなぜか日本では広まらないですねぇ。なぜだろう。日本人はプリンがあるから?パトリックのフラン、美味しそうな焼き色だし、パートの周囲もちゃんとピケしてある!その横のファーブルトンも気になりました。ギモーヴやキャラメル、デァアマンなどは個包装で、ちょっとずつ食べたい人には嬉しい。

お菓子は、全般的に従来のものより甘さ控えており、この素材を感じさせる味構成がこれからのテイストになっていくだろう。


今週の土日は、近くのInstitut Franco-Japonais (元日仏学院と呼んでいたアンスティチュ フランセ東京)で、お菓子を販売するそう。お時間のある方、訪ねてみてね。彼、日本語オッケーです。

持ち帰ったパリ・ブレスト、リンゴのタルト、ドゥルセ・バナナ、フランを試食してみました。その動画をアップしましたので、ご覧ください↓

https://www.youtube.com/channel/UC1n32HonAcXB-oIP4uBveLQ?view_as=subscriber

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