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シラノ ド ベルジュラックにタルトレットアマンディーヌが登場!

1897年に上演されたエドモンド・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」に、なんとお菓子が出てくる。そしてその作り方も2幕に!それは、今ではあまり見ることができない「タルトレット・アマンディーヌ」というお菓子である。でも、私は知っていたので、多分ちょっと前までは作っていた店もあったはず。

舞台は、サントノレのラグノオという店。場所からして、え、これって、あのビゴさんが一時買い取って経営していたあのラグノオでは?

戯曲によると詩人たちと店主ラグノオとのやり取りの中で、タルトレット・アマンディーヌの作り方が記載されている。

Battez pour qu’il soient mousseux quelques oeufsから始まり、Passent au four, et blondinesと、今のレシピの書き方と多少異なるが、完成までが記されている。ここで気になるのが、アパレイユにセドラの汁を入れるとあること。セドラって当時パリにもあったのだろうか?

などと、昔のレシピを読むと色々興味深いことに遭遇。今日は、今風のタルトレット・アマンディーヌを作ってみた。が、アーモンドクリームのアーモンドは、ホールをミキサーで砕いて自家製にしてみたら、これが香ばしくて美味しい!

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