TikTok Weekly Report Feb.4th Week
国内外トレンドコンテンツ
国内トレンドコンテンツ4選
No.1 放課後ストラテジー
kitsugiというアーティストの"放課後ストラテジー"をスピードアップした音源を使用した動画がトレンドとなっている。
こちらの動画には決まったフォーマットがないのでbgmとしての使い勝手が良く、今後も多くの動画が投稿されていくと予想される。
No.2 GIRL TALK
安室奈美恵の"GIRL TALK"を使用した動画がトレンドとなっている。
コーデ紹介のBGMとして使われているものが多いが、特にはっきりと決まったフォーマットはないのでおしゃれ系のBGMに困ったらこちらを使用するのがいいだろう。
No.3 Bling-Bang-Bang-Born Aメロ
以前取り上げたCreepy Nutsの"Bling-Bang-Bang-Born"の、Aメロ部分がトレンドとなり再び人気を集めている。
特に歌ってみた動画の投稿数が多く、歌唱難易度の高いAメロのラップ部分を様々なクリエイターが、様々な歌いまわしで歌っている。歌を武器とするクリエイターにとって、自身の歌唱力をアピールするには現在最適の音源だ。
No.4 カップルチャレンジ
カップルの彼氏が彼女を持ち上げ、ダイナミックな写真を撮るフォーマットの動画がトレンドになっている。
こちらはTikTokのテンプレートで作成することができ、撮影の手軽さに対する動画の面白さから今後も多くの人が真似していくと思われるが、怪我には
注意が必要だ。
海外トレンドコンテンツ3選
No.1 アジアダンス
2023年にアジアを中心にトレンドとなり、日本でも大きなトレンドとなったダンスが一人ずつ伝染していく動画がアジア外の各国でもトレンドとなっている。
No.2 #when your card declines at therapy
自分の悩みやトラウマなどを共有するコンテンツがトレンドとなっている。このトレンドは「セラピーでカードが使えなかったら(支払いができなかったら)」というシナリオを元にしている。例えばレストランなどで支払いができなかった場合、皿洗いをさせられるという常套句のような形で、セラピーで支払いができなかった場合を仮定してそのセラピーで話した辛い過去を取り消そうとするというもの。こういったシナリオを元に普段周囲には共有できないことを共有するというコンテンツは度々トレンドになっている。
No.3 海外ダンス
冒頭の特徴的な振り付けのあるダンス動画がトレンドとなっている。サビ部分のテンポの良いリズム部分はダンス以外でもフォトモードやその他の動画にも多く使用されている。
No.1 Osanpo Remix
SOCKSとDJ RYOWが自身の曲にR-指定, 般若を迎え入れた"Osanpo Remix"というセルフリミックス音源に、振付師のローカルカンピオーネが振付をつけたことでトレンドとなっている。
TikTokではR-指定が歌っている部分がトレンドとなっており、"Bling-Bang-Bang-Born"でも爆発的に人気を集めた彼の今後の活躍に注目が集まる。
No.2 The next station is Shibuya
元々は「The next station is Shibuya」と言う音源に合わせて渋谷の風景を映していくフォーマットがバズってトレンドとなっていたが、今回はその音源に振付をつけた踊ってみた動画がトレンドとなっている。
あるトレンドが時間を経て形を変え再びトレンドになることは頻繁にあるので、アレンジをした動画を積極的に投稿することで自らトレンドを生み出すこともできるかもしれない。
現在、急成長中のアカウント紹介
# らくらくシニアライフ
昨年末から動画投稿を始めたシニア系アカウント。投稿はたった12本で最高再生数約1550万回、フォロワー8.9万人、総いいね数130万、の怪物アカウント。
実は、そのバックエンドは「ラクタス介護」という高齢者向け施設探しを支援するWebサービス。施設に入居する本人がTikTokを視聴している可能性は薄いが、需要がある子ども・孫世代にリーチできる可能性は大きい。TikTokだけでなく、インスタも並行して運用しており、そちらもフォロワー4.1万人と急成長している。
ポジティブな訴求が難しい事業にも関わらず、トレンドを捉えたコンテンツやフード系の動画を扱うことで好印象を与えている。
中国でオススメのクリエイター
クリエイター:铭
#ootd(Outfit Of The Day)をテーマにファッションを紹介するアカウントだが、単純なファッション紹介にとどまらず高い編集技術と撮影を掛け合わせている。
実は出演している大学生が動画を制作していて、趣味で企画撮影編集をやっているとのこと。 画角にこだわり絵の移り変わりが面白い。音楽や効果音(SE)との音ハメも見事。加えて、動画の開始と終了のシーンが同期されていて、気付いたらループ視聴をしてしまうような工夫もされている。
下記のリンクから見れる動画では、説明文と映像の両方で洋服の性能を上手に表現している。新商品紹介などのPRにも上手く適応できるフォーマットになっている。
タメになるTikTok News
TikTokがApple Vision Proに対応!空間ビデオが楽しめる世界に
米国での発売から2週間が経過したApple Vision Pro。YouTubeやNetflixに先駆けてTikTok向けアプリの配信が始まった。スマホとは比較にならない画面サイズでコンテンツが楽しめるのはもちろんのこと、再生画面を天井に配置すれば、そのままベッドで寝落ちすることも可能。
普段からTikTokの動画を楽しむユーザーからすると、現実世界に戻ってくるのがより困難になる予感するが、数年後のSNSはヘッドセットを通して見る空間ビデオがデフォルトになっていることは十分ある。
参考ツイート
参照記事
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