TikTok Weekly Report Mar.1st Week
国内外トレンドコンテンツ
国内トレンドコンテンツ5選
No.1 チーム友達
千葉雄喜(元KOHH)というアーティストの"チーム友達"がトレンドとなっている。絶妙なゆるさと緊張感のバランスが特徴的で、ダンス動画をメインに、古着紹介やフォトモードのBGMなど様々な動画が投稿されている。
本曲は2021年に引退したKOHHが千葉雄喜に名前を変えて初めてリリースした曲であり、ヒップホップの枠を超えた多くの人から注目されている。
No.2 おかえり
Tani Yuukiというアーティストの"おかえり (Home and Dry ver.)"をBGMに使用した動画が多く投稿されトレンドとなっている。
本曲は2008年に放送されたドラマ「絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~」の主題歌であり、それが感動系のBGMとして再度注目を集めている。
No.3 最上級にかわいいの!
超ときめき♡宣伝部の"最上級にかわいいの!"を使用した動画が多く投稿されトレンドとなっている。ダンス動画の他に、スキンケア紹介や恋愛診断など様々なジャンルの動画のBGMとして使用されている。
本曲は2月にライブ映像が公開されたばかりで、今後より多くの動画が投稿されていくと予想される。
No.4 それガーチャー
以前取り上げた「それガーチャーほんまごめんやで」というフレーズがトレンドになっている。
元々はSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)を中心に流行っていたものを、様々なクリエイターがそれを真似し、動画を投稿している。思わず言いたくなる語感の良さが特徴。
海外トレンドコンテンツ3選
No.1 マジック(?)
マジックをすると見せかけて可愛げのある仕草をするコンテンツがっこ数日で大きなトレンドとなっている。
可愛い仕草ではなくはっちゃけた仕草をするバージョンや、逆に本当にマジックをするアレンジ動画なども多く出てきており、まだまだトレンドとして残っていくだろう。
No.2 カメラワーク
先々週のトレンドとしても取り扱ったカメラワークを駆使したコンテンツの投稿数が止まらない。
トレンドになった当初はスイーツなど食べ物がメインだった。しかし先週から人や動物のパターンも投稿されるようになり、今週はこれら全てを3Dで制作すっるコンテンツなど大掛かりでクオリティの高いアレンジも投稿されるようになりまだまだ投稿数は増えていくだろう。
No.3 Enie Meenie
ジャスティンビーバーの楽曲"Enie Meenie"のスピードアップバージョンのダンスがトレンドとなっている。音ハメのしやすさも相まって変身系のコンテンツにも使用されており、今後も伸びていくだろう。
ダンス系コンテンツ2選
No.1 オレがキミにチュウ
ローカルカンピオーネの"Bright"の「オレがキミにチュウ」という部分を使用した動画がトレンドとなっている。
こちらは2/28にリリースしたばかりだが、リリース前から本人が振付動画を投稿しバズらせたことで注目を集めている。最近だと"全方向美少女"もリリース前にバズっており、今後この流れが主流となっていくかもしれない。
No.2 てめぇーら。ダンス
クリエイターのてめぇーら。が投稿したダンス動画を、多くの人が真似し、トレンドとなっている。
「深夜即興で考えた流行れダンス」というキャプションと共に投稿されたこの動画のわちゃわちゃ感が人気を呼び、「楽しかった」「全力」というようなワードと共に多くの動画が投稿されている。
No.3 Veranda feat. Kanano Senritsu (sped up)
ヤングスキニーというアーティストの"Veranda feat. Kanano Senritsu"をスピードアップした音源がトレンドとなっている。
本曲は2月にミュージックビデオが公開されたばかりで、フィーチャリングとして活動休止中の戦慄かなのが参加したことで多くの人に注目されている。カップル系動画のBGMとしても多く使用されている。
現在、急成長中のアカウント紹介
#キミの声で充電したい
2/19に投稿を始めたばかりだが、投稿3本でフォロワー2000人越え、総いいね数80,000を記録するアカウント。中学生カップルが夜にする電話の内容をせららに投稿しているコンセプト。
全て同じ背景だが毎回トークテーマを変更することで視聴者を思わず釘付けにしてしまう。
アカウント名に「充電」プロフィール文章にも「充電が無くなる前に、、、」とあるように、充電系メーカーのアカウントではないかと思われる
中国でオススメのクリエイター
クリエイター:三川z
アニメやゲーム、ニュースや歴史にリンクしたテーマで書道の作品をあげるアカウント。筆で字を書くだけでなく、動画作品として画角や音、編集、テーマ選びにこだわっている。
乱雑に書いているように見せているが、エンディングの完成ビジュアルは「かっこいい…」と唸ってしまうほどの出来栄えで、完成前と完成後のレベルギャップ、そしてその制作過程が視聴者を虜にしている。
また、自身が制作した書道作品の販売もアカウント内で行なっており、活動と技術を活かしたプロモーションがプロである。
https://v.douyin.com/iNcp7YSk/
タメになるTikTok News
TikTokがストリーミングサービスと協業し、音楽アプリをローンチ
TikTokが動画内で出た音楽を自分の好きな音楽アプリに追加出来る新機能「Add to Music App」を発表した。Apple Music、Amazon Music、Spotifyに曲を追加出来るようになったが、そう考えると直近Universal MusicがTikTokに音楽提供を止めたのはUMG側にとって厳しいかもしれない。
TikTokは本日、音楽ファンがTikTokで発見した楽曲を好みの音楽ストリーミングサービスで保存できる新機能「Add to Music App」を発表した。Add to Music Appは、Amazon MusicやSpotifyを含む主要な音楽ストリーミングサービスとの提携により、米国と英国のユーザーを対象に開始されている。TikTokは、新しい楽曲と既存楽曲の両方を発見でき、かつバイラル・トレンドを常に生み出しているプラットフォーム。
Spotifyの重役も「ユーザーがどこにいても、Spotifyに曲を保存し、いつでも、どのように聴いても楽しめるシームレスな方法を作るという点で有益だ。」と語っている。
参照記事
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