見出し画像

渋沢栄一

お札の新しいデザインが発表された2019年に、ラジオの歴史コーナーで話した内容です♪

お札のデザインが、2024年に約40年ぶりに変更されるとのこと。新一万円札の肖像画に選ばれたのは、渋沢栄一さんです。

江戸時代後期、埼玉県に生まれ、明治、大正、昭和を生きてきた方です。ちなみに、2021年の大河ドラマの主人公にも選ばれています。もともとは武士で、尊王攘夷派だったそうです。

でもその後、尊皇攘夷運動に行き詰まり、一橋慶喜、後に江戸幕府最期の将軍となる徳川慶喜に仕えました。慶喜が将軍になると、栄一は幕臣となり、パリで行われた万国博覧会、そしてヨーロッパ各国に行って、各地で先進的な社会を見て感銘を受けました。そして、その時、新しい知識を吸収してきました。明治維新後に帰国、慶喜の元に行って、慶喜の下で働きたいと申し出るも、「これからはおまえの道を行きなさい」と言われたそうです。

その後、大隈重信に説得されて、明治政府の大蔵省に所属、国立銀行条例制定などに携わりますが、予算編成をめぐって対立。大蔵省を辞めて実業家に転身、第一国立銀行、現在のみずほ銀行を設立したり、日本初の私鉄、日本鉄道会社や王子製紙、大阪紡績など、500以上もの会社の設立に関わり、海外への投資も企て、さらに、東京株式取引所や東京手形交換所などの設立にも関わり、実業界の指導的役割を果たしました。

実業界を引退した後も、東京商科大学など、実業教育機関の創設や、各種会社事業に尽力し、92歳で人生の幕を閉じました。日本主義経済の発展に貢献した渋沢栄一は、「日本資本主義の父」と呼ばれています。

ちなみに「Bank」を「銀行」と訳したのは、渋沢栄一なんだそうです。

ちなみにちなみに、ノーベル平和賞の候補に、なんと2度も選ばれていたそうです。

そんな渋沢栄一が残した、お金に関する名言というのを見つけました。

「貯蓄とは、将来を楽しむため、現在の享楽を犠牲にするものだ」

「倹約すればよい、とは言い切れない」

「社会のために尽くす者に対しては、天もまた、恵みを与えてくれる」

私腹を肥やすためではなく、みんなが笑顔になるようなお金の使い方を目指した方なんだそうです。

話しはそれますが、我が家では、「れきしクン」さんと、名古屋おもてなし武将隊「前田慶次」さんのYouTubeをよく観ます。お二人とも、とってもいい人なんだろうなぁ~という感じがするし、おしゃべりも上手だし、なによりも、すごく楽しそうで、観ているだけで楽しい気持ちになります。

そんな二人が時々コラボをしていて、その平和な雰囲気が大好き♪ 渋沢栄一を主役とした大河ドラマ「晴天を衝け」について、一緒に語っている動画がありました。

楽しそうな二人を観ていたら、あまり興味がわかなかった「晴天を衝け」でしたが、観ようかな~という気持ちになりました。

明日からスタートしますね♪



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?