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馬のパスポート

東京2020オリンピック。なんだかんだで開催されて、閉幕しました。そんなオリンピックの競技の中に、馬術があります。

馬場馬術、総合馬術、障害馬術の3つの種目があって、いろいろなオリンピック競技がある中で、唯一、男女が同じ条件で技術を競います。

海外からは、騎手だけでなく、馬もやってきます。人間はもちろん、海外に行くときにはパスポートが必要ですが、馬にもパスポートってあるのかしら?

馬のパスポート。あるんだそうです。馬の名前、所有者名、ワクチンの接種歴、薬物検査記録など、いろいろな情報が記載されているそうです。パスポートを持っていなかったり、パスポートに記載されている内容が正確じゃ無い場合、競技に出場できなくなってしまうんだそうです。

今回、表彰式の後のウィニングランを動画で観ました。数頭が並んでウィニングランをしながら退場していくのですが、その動きが!!!ピョッコピョッコ、パッカパッカしていて、なんとも可愛かったです!

お馬さん豆知識 ~馬の時差ぼけ~

人間は海外に行くと、時差ぼけすることがあります。馬も、時差ぼけをすることがあるんだそうです。

ただ、競走馬など、仕事があって海外に行く馬たちは、それが原因で力を発揮できなければ、行く意味がなくなってしまいます。だから、時差ぼけ予防の研究をしているんだそうです。

予防法の1つは、ごはんのスケジュール。体内時計を同調させるために重要な働きがあるとされています。移動先の時間帯に合わせて、ごはんを与えたり、運動をさせたり、生活リズムを変えておくそうです。

もう一つは光。移動先の時間帯に合せて、光を当てる時間を変えるそうです。

いろいろと周りも気を付けて活動をしている馬ですが、やはり、ケガはつきものです。今回のオリンピックでは、スイスから来た馬が、足に回復不可能なケガをしてしまい、安楽死させることになってしまいました。

体の大きさに対して足が細い馬は、4本の足で体重を支えないと生きていけないということで、安楽死という選択をしなければいけないそうです。いつか、馬専用の車椅子のようなものができて、ケガをしても、元気で生きていられるようになったらいいな。。。

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