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別居希望を告げられ約3年、別居から約2年、そろそろ離婚しますの話

私事を思うままに書いていいプラットフォームとのことで、離婚のことについて書き始めました。心傷ありありの文章ではないように思います。

私事ですが…
2012年から交際し、2016年に結婚。
2019年末に別居希望を告げられ、2021年春から別居。
先日、妻との離婚を正式に決めたところです。

交際してから約10年。
最初は、「妻の思い(別居)を肯定できない」私でしたが、妻の思いを聞くうちに「否定できない」になり、最終的には約3年をかけて「肯定したい」思いへと、この季節の紅葉のように緩やかなグラデーションで変わっていったように感じています。

妻と妻のご両親、ご家族への感謝と申し訳なさ。
自分に対しての不甲斐なさ。
(世間への恥ずかしさは、不思議と薄いです)

このような気持ちはこの3年間、常に付き纏ってきたし、今後も付き合っていくんだろうと思っているんですが、
一昨日、自身の両親へ正式に離婚の報告をした際に、「あぁ、私は両親からこんなにも愛されていたのか」という事実にこれまで気づいていなかったことのショックが、今、私の人生観を大きく揺るがそうとしていることに驚いています。

これまでの3年間で、「1人だろうとなんだろうと力強く生き抜く」的な思考にゆっくりと舵を切ってきたにも関わらず、
「この2人がいなくなったら、私の一番の味方はいなくなるのか」という事実に、これまで思いを馳せることのなかった喪失感、欠乏感に襲われたのだろうと思っています。

両親の愛を惜しみなく感じていた一方、特に10代の頃は周りや出来のいい弟と比べて、与えられる愛に見合う結果を残せなかった自分に無性に苛立ち、この頃から徐々に溝とは言わないまでも、どこか思うように表現できないまま、恥ずかしながら35歳の現在に至ってしまっていたな…と穴を見つけて引きこもりたいような。

積んでるOSの大幅アップデートが起こったので、まずは先人の知恵を学んで、兄弟含め自分たちに出来ることを考えてみます。

家族関係を考える/河合隼雄
(講談社)


幸い、現在は両親2人とも元気というか年相応な様子だけれど、アホな私はどうせまた忘れてしまうのだから、気まぐれじゃなく、そこにある思いに気づいて無邪気に返せるあなたの子どもに変わっていきたい。

そして、別れる妻!
素敵なあなたに多くのありがとうと、これからの幸せを誰よりも願っています。

幸せになってほしい。
幸せにできなくてゴメンね。

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