見出し画像

拝啓 私へ(3通目)

12月12日 年末はあっという間に近づいて、クリスマスイルミネーションでキラキラ光る街はコロナ禍だと言うことを忘れさせる。

最近の私はというと、6月から始めたシンガーソングライターとして、今年からライブハウスで歌を歌う夢がやっと実現でき、2014年ごろから始めた【ツイキャス】から少しずつ抜け出しつつある。

私は7年間画面に話しかけ、歌い続けるスタイルから抜け出し始めたのだ。めでたい。


私を見つけてくれたフォロワーさんには感謝しかない。学生の頃からほぼ同じ歌しか歌えず、ダラダラと過ごしやりたいやりたい詐欺だったのが、「絶対大丈夫、一歩前に踏み出そう」と言ってくれた方の一言でシンガーとしての望月マコトがやっと動きだした。

不安でしかたなかった心が耐えられず、配信で泣き出す事件も起きたが、人に何かを相談することが苦手だった私にとっては、本当に大きなターニングポイントだったと思う。あの時、一緒に向き合ってくれて本当にありがとうございます。

ロックンロールやパンクロックが好きな割には、真面目に石橋をこれでもかというくらい叩いて叩いて渡っている。

私が男だったら、裸んぼうでギター弾いてヤニまみれでも毎日仲間と楽しく好きに生きてバイク乗って旅に出て、突然いなくなる煙みたいな人間になりたい。

クラゲのようにふわりふわりと「私は何がしたいんだろう。」「あの人は輝いているのにどうして私は。」そんな事を考えていたあの時の気持ちは、歌詞に表れていて、可愛らしさのある曲は少ないけれど、【自分らしくあればいい。伝わるものは伝わる。】と教えてくれたのも、私を見つけてくれた方々だ。

まだまだ魅せるということを考えてしまって、配信の時のように自分らしく歌うことはできていないかもしれないけれど、今を残して、聴いている方々の記憶の中に生きて行ければいいなと思っている。

ひとまず来年は、音源作りをしていくぞ…!

2021年12月の望月マコトより


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?