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2020年9月8日

田舎の夜は、随分涼しくなって
また、何も残らない夏が終わってしまうなと感じる。

先週土曜日から親の強制で車校に通い始めたお陰で
崩れていた生活習慣があっという間に改善され、
昨日、一昨日と太陽と同じ時間帯に生活することがてきた。そんな、私へのご褒美なのか素敵な本やアニメに出会えた。


昨日は、村上春樹の『一人称単数』を読み終わった。
残り2で、止まっていたのを酷く悔やむくらい深く印象に残る話だった。だが、私が1番好きだったのは断然「クリーム」だ。信号の緑を青と呼ぶのを酷く不思議に思う感覚にとても似ているイメージを持てた、「クリーム」がとても好きだ。

Kindleで「リィンカーネーションの花弁」も読んだ。
内容も面白いのだか、登場する狂人の説明がなんと言っても最高だ。エド=ゲインの説明が、ここ最近で
1番か2番目にパンチがあって、そこまで多くない文字を何度も何度もニヤニヤしながら読み返している。
あと、何度読むかは分からないがたぶん15回は読むと思う。


今日は、1,2年前から気になっていた「宝石の国」を見た。私は、気になるアニメほど見るのを後回しにし、数年後に後悔する傾向にあるのだが、例に漏れず今回もそう。
まず、映像と色合い、サントラの組み合わせが最高だ。あと、5周はみたいしバイト代が入れば全巻揃えたいと思っている。「生きているだけでいい」と「怖い思いをさせたね」と甘やかされてみたいと少しだけ願ってしまったが、想像しただけで恐ろしかったのでやめた。
「死は何もかも台無しにする代わりに生を価値あるものにする。そう悪いものでもない」
ウェントリコスス王のこのセリフで、また死への興味を深めてしまったことだけは、許して欲しい。

まだ、読みたいものも見たいものもある。
しかし、何より大好きな女の子が参加するという
読書会に参加しようと決意したものの、好きな子のDMに行くのが恐れ多くて、3時間あたふたしてる
私は、先にこれをらやらなくてはならない。

新しいことは怖いし、変化は嫌いだけれど
もしかしたら少しの勇気で私にも遅れて夏がやってくるかもしれないと考えたら、少しだけ参加してみようという気持ちになった。
あとは、好きな子のDMに行くだけ。
これが、最難関だ〜〜!!

ちなみに、写真は唯一今年の夏の思い出。
中学の部活(悪夢)を共に楽しく生き抜いた友達と
しゃぼん玉をした日だ。
もう1日くらい夏らしい日が欲しい。

では、また。

わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。



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