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連休総括。思わぬ熱中症にご注意を。

 もはや前半の記憶が薄れているけれど、たしか初日は斉藤和義のライブで。場所がはじめてのヒタルだったのがうれしかった。オペラもできる小屋(というそうだ)なだけあって音の広がりが良く(感じた)、新しい施設はキレイでオシリが痛くならなかった。せっちゃんの部屋に来たみたいなライブでギターの本数にびっくりしつつ堪能。エロよりも加齢な話多めで笑った。ライブ後ごはんもおいしかったなあ。

 やっと桜の(といか、うめももさくら、木蓮、こぶしも満開)季節が来たので円山散策。ジンギスカンの狼煙をあげて春を喜ぶ道産子たちに共感した。ついでに今シーズン円山初アタック。鳥見もできてたのしい数日。膝や腰はちょっとずつ疲労。雨の日は三岸好太郎美術館で小休止。

 平成最後と令和最初はテレビ見つつ何か買ってきてはおうちごはん。だったか?外食もしたかも。札幌帰省の友人と行ったお店がおいしかったなー。胃袋が足りないくらい食べたいものだらけだった。

 事件は後半に起こる。

 両親が数ヶ月前から楽しみにしていた北部へのドライブ。母も高齢なら、そのひとまわり上という母の姉、つまり私のおばちゃんに数年ぶりに会いに行く。その日は札幌のゴールデンウィークにありがちな暑くなっちゃった日で(最高で23℃くらい)、車内はエアコンときどき窓開けたり。車内温度を確認すると大丈夫と後部座席の両親。
 が、なんだかだんだん父の様子がフラフラしておかしかったり、言動がいつもよりボケボケしているような。やや心配。でも高齢ということで「あらやだどうしたの?」くらいの心配。いとこ宅を訪ねて近況報告、叔母のいる施設で顔を見る。おばちゃん、顔色良くてうれしい。私も長生きしたらこんな風な顔になるのかな?と母と叔母のそっくりさに思う。

 よかったねと帰りの車内、父の調子がさらにおかしいような?つかれたのか?道の駅で冷たいポカリ的飲み物を買うとゴクゴク飲んでいる。あ!これ!脱水してるんだ!熱中症だ。言動おかしいのもそのせいだった?(車内でお茶飲んだり、ランチタイムに水やアイスは取っていたが脱水してたのか!)エアコンプラス外気を入れて風を浴びるといくぶん良さそう。そのうち本人から早く帰りたい、調子悪いとの言葉が出て(ちなみに母は元気)夜ご飯やめて送り届ける。

 帰宅後、母に様子を聞くと、保冷剤あてて横になってるけど大丈夫とのこと。翌日こどもの日、友人宅で恒例のBBQをしていたら、夕方に両親が入っているサ高住(見守りのある高齢者向けの住宅)の担当の方から電話(ゾッとするね)。父が熱を出して母と一緒に病院に向かったそう。ええええ。すぐに様子はわからないので、母が落ち着くころに電話を入れて現状確認。こちらもタクシーで病院へ。

 大丈夫?待合にしょぼんと車いすに座らされている父と、いや〜悪いね〜お友達のとこだったんでしょ〜と母。父も話はできる状態だけど、病院が苦手らしく不安そう。前は豪快な暴君だった父がすっかり好好爺、加齢は人に等しいな。とりあえず、昼から夕方まで飲んでいたワインを抜くためにコーヒーショップでソイラテとコンビニで麦茶を買ってぐびぐび。いやあ、休日なのにこのあたりのお店が揃って開いているなんて、今どきの総合病院はありがたい。

 父は母と検査へ。待合にいると、連休なのに体調崩したお年寄りやケガでもしたのか子どももいた。ケーサツの方々も登場して、どうやらごやっかいになる人もいたようだ。勤労している人も体調崩してしまった人も付き添いの人もお疲れさまです。

 母が戻ってきて、まだ時間かかるから帰るようにとのこと。じゃああとで連絡してねと帰宅。じつは私も頭痛がひどくなっていて、たぶん、緊張と二日酔いなんだと思う(いやひょっとして炎天下BBQで私も熱中症だったのか?)。イヴのお世話になろう。

 夜に母からLINEで経過報告。当番医さんの話だと、どうやら尿路感染症らしいとのこと。母が最も心配したインフルではなかった(サ高住ではこれが大事)。熱中症で免疫力も落ちたのかな。休み明けに専門医の先生に診てもらうそうだ(きっと今頃検査してる)。ここ何年かとにかく入院を嫌がるので母にさとされつつ我満しているのだろう。検査後は母も帰宅。

 翌朝(きのう)、熱が下がったとの連絡。まずは安心。私よりも母、義母の方が慣れていて「あまり心配するな」と言ってくれる(たまたま会う予定のイトコ姉にも言われた)。やはり経験豊富な先輩女性の言葉には安心させられる。もともと人より冷静な方なのだが、今回は反省点が多く、少し落ち込む。

 以下反省点。元気に見えても両親は80代半ば、大丈夫という声を信じずにもっと気をつければよかった。思えば厚着気味だったし。いろんなうっかり(携帯をなくしたという父、ありえない場所から出て来る、いろいろ自分で判断できないことがある等)で笑うのはいいけれど、高齢だからと直結せずに熱中症などの症状も考えるべきだった。夏には「年配の人は温度変化に気づかないから気をつけてよ!」と何度も言っていたのに、春先&エアコン使用だからとうっかりしてたのは私の方だった。

 良かったこと。母がスマホやLINEを使えて何かと連絡とりやすかったこと。BBQ時、泥酔しなかった自分。両親がきちんと病院に行ける住居にいたこと。両親世代(粗食世代)の基礎体力の高さ。

 ちなみに昨日、ゴムの日は私の誕生日。そんなこんなで10日間分の疲労もあり、すてきなレストランや料亭に行くことはなく、ピザを取り、A&Wのルートビアで乾杯し、録画していたE.T.を観て「いやあやっぱりドリューバリモアの"ヘンな足"のセリフはいいなあ」とウルッときてスヤスヤと寝ました。平和な誕生日で良かった。体重は連休前と変わらず。まあ良しとする。


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