ボードゲームを作るまでの軌跡#2

どうも皆さんこんにちは。エートです。

さて、前回は私のふとした思い付きからボードゲーム制作を目指す物語の第一歩を記載してみましたがいかがでしたでしょうか?

同業者の方々が見たら、かなり馬鹿げた内容だったのではないでしょうか。私もそう思います。

で、前回の課題ですがボドゲ制作に必要な「イラスト」でしたよね。

当然。わたしは絵なんて全く描けないわけですから、ココで手詰まり感を感じました。
しかし、当初の目標である「最高のボードゲームを世に出したい!」という野心はそう簡単に消えることはありませんでした。

そこでまず考えたのが以下の3つ。
 ①自分でお絵描きできるようになる
 ②お絵描きできる友達に頼む
 ③お絵描きできる友達を作る

①はまず時間的に厳しいです。
早くゲーム化したいという欲求で絵の勉強が進むはずもありません。
(私の性格的に)

②はどうでしょう。
幸いにもお絵描きできる友人は複数人いますが、皆忙しそうです。
没です。

③はどうでしょうか。
コミュ力の無い引きこもりの社会人が今から「お友達」なるものを作るなんて相当ハードルが高いです。
没です。

詰みました。完全に終わりです。
私の晴れ晴れとしたボードゲーム制作の夢はここで終わりです。

なんて諦めながら、「イラスト」「イラスト制作」「絵が上手くなる方法」なんて小学生並のGoogle検索をしてボーっと画面を眺めていたところ、「イラスト制作1枚5000円」なんてページを見つけました。

なるほど? 金は全てを解決する?

悪い笑みが浮かびました。

この時見ていたサイトはココナラというサイトです。
個人が自分のスキルを売りにして"絵を描くことを商品(サービス)"として売れるようなプラットフォームです。

私はこのココナラに潜り込み、徹底的にイラストレーターのポートフォリオを眺め、サービスの金額を徹底的に比較しました。
皆さん絵柄がとても素敵でこんな素晴らしいイラストがボードゲーム化したらとんでもねえボドゲが爆誕してしまうぞとワックワクしながらとにかく調査しました。

今回作ろうとしているゲームは少なくとも20種類程度のキャラクターが必要です。
相場はピンキリですが、だいたい1枚5000円くらいが多かったです。
5000円×20枚、小学生でもわかります。
そう、10万円・・・。高すぎます。

中長期的に売り上げが続くことが期待できるのであれば、初期投資と考えるのも悪くありません。

しかし、前回書いた通り今回作る一作目のボドゲはトランプトランプパック50セット(44000円)です。
原価は880円。ゲームマーケットで売るにしても売値1000円が限界です。

つまり仮に完売したとしても10万円近い赤字です。
1,000円×50個 - 100,000円(イラスト代)+44,000(印刷代) = -94,000円

やはり、初期制作にあたって人に絵を依頼するのはリスクが高すぎるように思えました。
しかし、当初の目標である「最高のボードゲームを世に出したい!」という野心はそう簡単に消えることはありませんでした。(二度目の決意)

(次回につづく)

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