「お熱くなっておりますのでお気をつけください」

と言われたスープがぬるくてびっくりしたのが本日のハイライトでございます。

これがハイライトとはちょっと悲しくなるのですが……

某チェーン店のひとつで、いつも注文する、野菜たっぷりのスープ。

母と一皿ずつ頼んで、「いただきます!」と口に入れた瞬間、

「あれ……?」

と、互いに目を合わせて、なぜか無言で頷く親子。

初めて頼んだものならともかく、今まで何度も食べてきた温かさが遠のく感じ……。

「あったまるね~~」と真冬の日に食べたときに感じた、身体の芯まで温まるよなポカポカは……?

どちらか片方だけならともかく、ふたつとも似たような温度ということもあり。

ふたりで狐につままれたような顔のまま、黙々とスープをすすりました。


「ショック」ではあるけれど「ひどい!」とまでは思えず、そう頻繁に行く店ではないので、おそらくしばらく経ったらまた注文するのだろうなと思います。

このお店、これ以外は本当にいつも居心地のいい店舗です。

店員さんの対応も爽やかで、ドリンクバーのコーヒーの牛乳切れもすぐに補充がされる手際の良さ。

なぜここだけ!?とツッコみたくなるようなぬるさのスープでしたが、次に食べるときには「そうそう、これこれ!」と噛みしめながら食べたいものです。

こういうとき、一緒にいる誰かが親しい人だと嬉しいですね。

苦手な人と仕事のお付き合いとかで食べたとして、なおさら気まずくなるのは避けたいですし。

同じものを食べて、おいしいもまずいも、驚いたり笑ったりして、そのひとときを楽しむことができたら、味はともかく、思い出にはなるような気がします。

……あと、「これ絶対、今日ネタにしよう!」と思えたので、ある意味おいしいのかもしれません。

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