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【車もないのに】道の駅へ行こう! 道の駅はが訪問記録&宇都宮ライトライン乗車記録(後編)

前編はこちら。

前編では宇都宮駅東口からライトライン(芳賀・宇都宮LRT)へ乗って芳賀町までやってきたところで、「祖母井(うばがい)」という謎の地名を冠する神社に吸い込まれたところまで書きました。
神社を出ていよいよ「芳賀温泉ロマンの湯」を目指します。


バス停「祖母井」から歩く(11:30ごろ)

祖母井バス停(管理センター方面)

祖母井バス停からロマンの湯まではすぐなのでちょっと歩けば着いてしまいました。暑いし寄り道する余裕もなかった。

道の駅はがへ到着(11:30ごろ)

訪問記の後編になってやっと目的地に辿り着きました。

道の駅はがへ到着

道の駅はがへ到着です。平日の昼間にそこそこ車が止まっている。ただ外は暑すぎるのかマジで人気(ひとけ)がありませんでした。

マリーゴールド

プランターにマリーゴールドが植えられていたので、とりあえず近くから風景を入れて撮りたくなるやつをやります。

人がいない

マリーゴールドの奥に写っていたゲートを抜けた先が広場になっていました。

隅の方には遊具が
さみしい

隅の方にはジャングルジムやアンパンマンやトーマスの中に入れる遊具やカート、三輪車が置いてありました。ただ、平日とはいえ夏休みだろうに人っこひとりいないので片付けられていない遊具から寂寞とした感じが漂っていてやばかった。

暑いので物産館の中に入ってみます。

ペットボトルの風鈴が

軒下にはペットボトルで風鈴飾りが作られていて爽やかな感じに。ペットボトルなので音は鳴ってませんが……

売り切れ!

入り口に道の駅はが記念切符が売り切れとの掲示。道の駅記念切符って初めて聞きました。駅だけに切符を売ってるんですね(売っていないが)。

開業記念グッズが

こんなところにもLRT開業ブースができていて、駅名標キーホルダーなどのどこかで見たグッズが並んでいました。

隅っこにひっそりスタンプが
押しました

記念切符はないにしろ、スタンプがあったので押しました。
物産館というかお土産屋の方はあまり人がいませんでしたが、手作りパンなども売っていて結構充実している。ただ、物産館というか地場の野菜や卵とかを売っているところにはそれなりに人がいました。小さいスーパーのような役割を担っているのかな。

宇都宮餃子「寿限無」があるらしいぞ
案内図。三輪車があったあたりは「交通公園」なんだね。
確かに中心線や停止線、横断歩道を模したペイントがアスファルトにされていたような。
芳賀温泉ロマンの湯バス停
帰りのバス時間を確認します

ひとしきりうろうろしたので、帰りのバス時間を確認してからいよいよ温泉に浸かりましょう。帰りのバスは14:11くらいがいいですかね(現在時刻は11:50ごろ)

川沿いにサイクリングロードが整備されている模様
手前に物を置いて奥にフォーカス当てるのを試す

バス停脇から川沿いに小道が伸びているので見てみたらサイクリングロードになっていました。サイトによるとロマンの湯で自転車レンタルも行っている模様。

温泉に浸かろう!(時間不明)

入り口
道の駅と温泉とLRT
謂れを書いた看板

「ロマンの湯」の謂れが書いてあります。

五行川の畔に建てられた「芳賀温泉ロマンの湯」は、1993年に掘削した温泉を利用し、1995年に開いたしました。その後、併設施設として2001年に農業振興施設「友遊はが」がオープンし、翌2002年に栃木県10番目の道の駅として「道の駅はが」が認められます。今では、芳賀町以外からの利用者も多く訪れる施設に関して、その名称の由来までをご存知の方は少なくなってしまったと思われます。
「ロマンの湯」がある五行川の畔に「ロマンの碑」があるのをご存知でしょうか?久留米市出身の有名な画家「青木繁」数々の名作(アーティゾン美術館所蔵重要文化財「海の幸」が有名)が、栃木県芳賀郡水橋村の呉服屋出身で内縁の妻「福田たね」との愛の中から産まれています。この「福田たね」との最後の別れがこの五行川の時で、それを記したのが「ロマンの碑」であり、ここに由来して命名されたのが「芳賀温泉ロマンの湯」となります。(以下略)

Apple写真アプリより文字起こし

道の駅に温泉が併設されているのではなく、温泉の併設施設が道の駅認定された、という順番のようです。それはともかく「最後の別れ」がいきなり「ロマン」に直結しているのがかなり意味がわかりません。が、どうやら画家青木繁氏が日本美術史に於いて「ロマン主義」を象徴する画家だから、ということが理由のようです。

というわけで五行川の畔で温泉と洒落込みましょう。

お風呂の種類としては、内湯、露天風呂、サウナと水風呂がありました。
内湯と外湯で温泉が違うというのも少し変わっている気がしますね。内湯(第1号源泉)はやや黄色味がかかったとろみのある温泉でした。美肌効果のある「美人の湯」というらしい。露天の方(第2号源泉)は透明でサラサラの温泉。こちらは保温効果に優れた「あたたまりの湯」というらしい。露天の方は42°Cくらいに保たれていて結構熱い。それに日差しがすごい。

第1号源泉……炭酸水素イオン濃度が高い泉質で、美肌効果があります。
 ナトリウム一炭酸水素塩一塩化物泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
第2号源泉…… 塩化イオン濃度が高く、皮膚に塩分が付着して発汗を抑えるため、保温効果があります。
 ナトリウム一塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

http://www.michinoeki-haga.gr.jp/source/roman2.html#yugide

サウナはちょっと狭くて、結構混んでいたので少しで出てきてしまいました。そう、温泉の中は平日の昼間なのに結構お客がいてびっくりしました。
水風呂は井戸水のようです。それもすごいな。

サウナが混んでいてゆっくり入っていられなかったのは残念ですが、露天風呂が42°Cで大分温まっていたからか、内湯→露天→サウナ→水風呂→外気浴でかなり気分良くなれました。露天風呂には椅子も用意されています。混んでたけど。
最後に内湯のとろとろの温泉に浸かって出てきました。

食事にしよう!(13:00ごろ)

食堂方面

「ロマンの湯」と書いてありますが、この先に食堂があります。

宇都宮餃子(寿限無)ともつ煮

宇都宮餃子「寿限無」ともつ煮をいただきます! 車で来てないので風呂上がりのビールがうまい!
芳賀町まできて宇都宮餃子? という気もしますが、LRT開業記念「にっこり梨カレー」が残念ながら売り切れだったので。

寿限無餃子は野菜多めでもっちりとした皮が特徴的ですね。もつ煮の方は「豚汁か!?」と思うほど野菜がごろごろ入ってて驚きました。もつの甘みと野菜の味がよく染み出したスープが大変美味しゅうございました。
ところで、食堂は畳敷の広間になっていて小さい舞台もあって、観光客相手にする施設という感じではなく、田舎の集会所みたいな雰囲気になっていました。いや、集会所というには広いんだけど。おじいさんおばあさんたちが結構いて横になったりしている。舞台の上には大きなテレビが置いてあってなんか番組を流している。
何やら番組では何の奇遇か餃子の話をしていて、そのご家庭では餃子に椎茸を入れるそうです。挽肉、ネギ、しょうが、ニンニク、椎茸。美味しそう……

ロマンの湯では芳賀町特産の梨を使ったお土産が売られていました。

売り切れだった梨カレー
梨リキュール
梨ドリンク

伊藤園との共同開発梨ドリンクがかなり気になりましたが、180円に気後れしてしまいました……

帰りのバスに乗ろう!(14:10ごろ)

夏!
五行川

バスを待つ間、あまりの「夏」感に当てられて写真を撮っていました。ただ、薄い雲が高く漂っているのは秋空のよう。画角的に北西に写る入道雲を入れられなかったのが残念。しかし何だあの東屋。謎にエモいじゃないか。

芳賀町工業団地管理センター前に到着(14:30ごろ)

停留所遠景

バスに乗り、また管理センターへ戻ってきました。特に管理センターで見るところはないのでLRT停留所へ。

降りる時には撮っていなかった駅名標
芳賀町を象徴する写真が並んでいる

芳賀・宇都宮LRTでは、各駅にこんな感じで停留所がある地域にちなんだ写真が飾られて(?)います。右下が「ロマンの湯」の名前の由来にあった「ロマンの碑」ですね。よく見れば上段真ん中はロマンの湯露天風呂じゃないか。

次のLRTは……

次のLRTもすぐ来るようです。

LRTが来ない!

来ませんね……
33分が35分になっても40分になっても来ない。45分になったところで下り方面のLRTがやって来ました。これ乗って終点まで行って折り返してもいいのではなかろうか? HU314、ふむ……。

HU314

50分ごろ、もう一本下りのLRTを見送ります。この辺りで「次下りが来たらそれのって終点まで行こう」と決意します。

HU312

が、15:00ごろ下り方面より先に上り方面のLRTがやって来ました。

HU314

やっぱりHU314じゃねーか!! せっかくだし、暑いところで待つのも辛いので、さっき下り列車として来た時に乗ってしまって、終点を目指してから折り返してもよかったかも知れませんね。

LRTに乗って帰ります。車窓を録画してみたので、いずれ編集してムービーを作ったら追記します。

LRTカラーの車が

沿線のホンダ販売店にLRTカラーに扮したN BOXが展示されていました。

宇都宮駅東口停留所に到着(15:50ごろ)

途中で「宇都宮駅東口停留所で到着予定の番線変更がありました。カードリーダーの設定変更を行うため一時停車します」との案内があり、峰停留所で一時停止。一旦ドアを閉め、再度峰停留所に到着のアナウンスが流れて扉が開く、ということが。LRTは全ドアにICカードリーダがついていて、ICカードでの乗降車はどの扉かでも可能という、信用乗車方式を取っています。この「設定変更」の儀式はそのためかな?

宇都宮テラス前からLRTを見下ろす

宇都宮駅東口停留所に到着したら別のLRTがもう片方の番線に待っていました。それで到着番線変更? ダイヤが乱れていることが伺えますね……東口停留所では「平石までのご利用の方はこちらに乗車ください!」と案内が。どうやら急遽ダイヤになかった「平石行き」が爆誕した模様。ショッピングセンターベルモールなんかは平石の手前にあるので、記念に乗り通す人とベルモールなんかに行きたい人とを振り分けることにしたのでしょうか。

終わりに

というわけで道の駅はが訪問記でした。
平日の昼間に温泉浸かってビールキメるのは最高でした!
また行ってみたいと思います。もっといい季節に五行川沿いをサイクリングとかできたらいいですね。

見出しに時間を記載してありますが、もし似たような行程を考えている方がいたら参考にして下さい。ちなみに、写真の撮影時間で判定しているのでそれなりに正確です。
カメラ小僧となってLRTに乗っている時は動画を撮っていたので、動画編集勉強しないとですね。
それでは、また次回の記録で会いましょう。

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