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日記 【映画やYouTubeでウクライナの歴史の勉強】

こんばんは。最近は、色々なウクライナの動画を観てその複雑な歴史を学んでいる。

Netflix 『Winter On Fire』

ロシアが侵攻するまで、ウクライナは私の生活とは無関係な場所だった。ただ、香港の2019年にデモが起きた時、同じ様に自由を勝ち取る為に戦った国という事で、Netflixの『ウィンター・オン・ファイヤー』というドキュメンタリーが香港人の間で紹介されていて、私もその時ネット上で観た。

このドキュメンタリーでは、旧ロシア共産主義的で民衆の声を無視する大統領と恐怖で取り締まる軍や警察に対して、自由を求めて勇敢に立ち向かい自由を勝ち取るウクライナの民衆が描かれていた(とその時は何も知らなかったので感じた。)

その後、香港で知らない人同士で集まって香港のイベントを楽しむ企画に参加した時に初めてウクライナ人に出会った。香港は、日本では到底出会わない国の人とも出会う。流石国際都市だ。

彼女は、香港大学の大学院でカンボジアのポルポト政権の悲劇についてをテーマに勉強していた。何故彼女がそのテーマに惹かれたのか、今となってはウクライナの歴史もあったのかもしれないがわからない。彼女は今でも香港で勉強、又は仕事をしているかもしれない。

話は戻って、私が2019年に香港に住み始めて2ヶ月でデモが起きて、それから香港や中国の歴史を勉強した様に、今紛争が起きてからウクライナの歴史を学んでいる。半世紀も生きていながら自分が如何に無知で世界で何が起きているか判っていなかったかに反省しながら興味をかき立てられている。

オリバー・ストーン監督『Ukraine on Fire』と『Revealing Ukraine』

その中でも特に参考になったのが、オリバー・ストーン監督がプロデュースしたドキュメンタリーだ。オリバー・ストーン監督は、アメリカ人で、昔から反戦をテーマにした映画を作り続けていて有名だ。彼の2016年に公開された『ウクライナ・オン・ファイヤー』は日本語字幕がついてYouTube上で観る事が出来る。

その後、2019年にこの続編とも言える『リビーリング・ウクライナ』がリリースされた。こちらも字幕付き動画をYouTube上で観る事が出来る。

どちらも観終わって驚いたのが、ウクライナの政府と米国政治家との深い関係だ。バイデンの息子のハンターが、オバマ政権時代にバイデンが副大統領だったにも関わらず、おまけに無経験でありながらウクライナのブリスマというガス燃料会社の取締役に就任しているというあからさまな利益相反と癒着はアメリカ国民周知の事実だが、このドキュメンタリーで知ったのは闇はもっと深く暗いという事だった。(ちなみに、以下のリンク等でこの件についてアメリカの上院の答弁のサマリーが見れる。https://www.hsgac.senate.gov/imo/media/doc/HSGAC_Finance_Report_FINAL.pdf)

オリバー・ストーン監督はこの他にも2017年のテレビのミニシリーズでプーチン大統領とのインタビューを公開しており、それはこれから観る予定だ。

中田敦彦のYouTube大学 『ロシアのウクライナ侵略』等

オリバーストーン監督以外に参考になっているのは、我らがあっちゃんだ。ウクライナ側にもロシア側にも偏らず、ウクライナ侵攻の分析やウクライナの歴史、そして最新動画ではゼレンスキー大統領に光を当ててわかりやすく説明をされていてとてもありがたい。

げろろんさん、ウクライナ情勢の動画

最後に、PostPrimeというSNSでお知り合いになった博識なげろろんさんのYouTube動画もとても勉強になる。ロシアとウクライナの関係だけで無く、日本や他の国の歴史も織り交ぜながら、大阪弁の蛙さんがわかりやすく説明をしている。

香港についても、私は2019年まで何もわかっていなかった。今でも知らない事は沢山あるが、2019年以前よりは随分と詳しくなった。ウクライナも、今やっと少しだけれど知り始めた。

あっちゃんが『ロシアのウクライナ侵略②』の動画の最後に言っていた、第一次世界大戦も、第二次世界大戦も実はウクライナの紛争が始まりだったという言葉が心に重く伸し掛かる。歴史は繰り返さなくても、韻を踏むと言われる。歴史を学びながら、第三次世界大戦だけは、起きませんようにと心から祈っている。

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